2024年版社会福祉法人経営指標を提供(TKC全国会)
TKC全国会(坂本孝司会長)は1日、2024年版の社会福祉法人経営指標(S―BAST)の提供を開始した。全国の社会福祉法人2825団体を24年3月期決算に基づいて分析しており、情報はウェブで提供している。 データは、拠点区分で6563件、サービス区分で1万4006件の経営成績と財政状態を分析。全法人で見ると、本業であるサービス活動で収益を表すサービス活動増減差額は1186万円で、前年よりも26・8%改善した。 また、サービス活動増減差額率は1・9%と前年よりも0・4ポイント増加していた。人件費比率は前年より0・1%減の68・7%だった。 このほかS―BASTでは高齢、障害、児童の分野別でも分析している。なお統計情報は、調査に協力したTKC会員事務所だけに提供しており、一般的な販売などはしていない。