【RIZIN】元谷友貴が18歳・秋元強真の快進撃をストップ、完封勝利で井上直樹に「やりましょう」井上「もちろん」
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナにて『RIZIN DECADE』が開催されている。 【写真】井上もリングに上がり、3・30香川大会でのタイトルマッチが決定 ▼第10試合 RIZINバンタム級(61.0kg)王座次期挑戦者決定戦 5分3R 〇元谷友貴(アメリカン・トップチーム)60.95kg [判定3-0] ×秋元強真(JAPAN TOP TEAM)60.95kg 元谷は、第3代DEEPフライ級&第7代DEEPバンタム級王者。アメリカントップチームに所属し、2023年12月にRIZINで熱闘の末、ヴィンス・モラレスに判定負け。2024年5月にホームリングのDEEPで平松翔にリアネイキドチョークで勝利して再起すると、9月のRIZINでは太田忍にリアネイキドチョークで勝利した。 “超新星”秋元は9月のRIZINにプロ5戦全勝の戦績を引っ提げ、18歳にして初参戦を果たすとバンタム級で金太郎を相手にグラウンドヒザで1R 3分16秒、衝撃のTKO勝ち。11月にはフェザー級で鈴木博昭から判定勝ちでRIZIN2連勝、通算7戦全勝をマークした。 1R、サウスポー構えの元谷細かい前後のステップ。圧力をかける秋元にコーナーを出る元谷は右ミドルを見せる。左インローの秋元に元谷は右。秋元も左ストレートを突く。元谷は右ロー、ミドル。さらに左右の連打からボディロックテイクダウン。バック。左足をかけさせない秋元は立ち上がりロープ背に。までクラッチしている元谷は中央側に崩してテイクダウン! ハーフの秋元に左で腰を抱き、右でパウンドの元谷。徐々に上がるが秋元は左足を戻してフックガードに。左で枕で左足をパスして再びハーフの秋元、元谷はノーアームギロチンチョークからマウント! しかし仰向けになって極めさせない秋元にパウンド。再び元谷がバックでゴング。 2R、細かいステップの元谷は左右のパンチからコーナーに詰めて組んでボディロックから大腰気味にテイクダウン! バックに着くと秋元は背負って立ち上がり。なおもバックについていく元谷はボディロックから引き込み、起き上がり際に両足をかけて4の字ロック! リアネイキドチョークを狙い。背後から細かくパウンド。 ボディトライアングルの元谷は背後からフェイスロックも狙う。ハンドファイトの元谷はワンハンドチョークも狙い、細かい鉄槌。残り10秒で大きく振りかぶるパンチ。秋元は首を守りゴング。 3R、前に出る秋元。頭を下げて入る元谷に左ヒザをヒット! コーナーに下がる元谷にワンツーの左を喉もとに。元谷の入りにヒザ、ボディを打つが、左を当てて詰める元谷はボディロックからコーナーに凌ぐ秋元を大腰でテイクダウン! 立ち際にすぐにバックから4の字ロック。背後から細かいパウンド。 放送席の井上直樹は「ここまで圧倒していたらフィニュシュ見たい」の声のなか、ボディトライアングルでリアネイキドチョークを狙う元谷は脇もすくいながら腕十字も狙いながらマウント4の字でパウンド! 最後はツイスター狙いでゴング。 判定3-0で元谷が勝利。「18歳でこんな大きなもん背負ってああいう試合をするのはすごいと思います。秋元選手にとって成長するきっかけになればと思います」と語ると、放送席の井上直樹を呼び込み「やりましょう」とマイク。リングに上がった井上も「もちろん」と回答。榊原CEOは、3月30日香川大会でのバンタム級タイトルマッチの決定を語った。井上は「怪我は順調に治ってきているので、またレベルアップした元谷選手とやれるのが楽しみ」と放送席で語っている。
ゴング格闘技