「老けたね」よりも言われたくない 「疲れて見える」をスキンケアで解消
疲れと肌のエイジングの相関性が、ついに明らかに
疲れは万病のもとだから、肌のエイジングとの関係もないはずがない。ぼんやりとしたこの考えにアンサーをくれる複数のブランドが、この秋研究成果を発表しました。やはりそうだった!この夏の猛暑と忙しさのダブルパンチで今、疲れを溜め込んでいる全グラン世代に知ってほしい、疲れが肌ダメージとその先のエイジングにつながるメカニズム。 【写真3枚】この記事で紹介した、「疲れて見える」をスキンケアで解消するのにおすすめのアイテムはこちらからチェック! 関西と東京に複数の研究機関をもち、大学と連携しながら基礎研究を行うロート製薬は、疲れると血中に増える「7β-ヒドロキシコレステロール」という物質が脂肪幹細胞の数を減らし、肌のふっくらした厚みを減らしてしまうと発表。ポーラは細胞の休止期と活動期に着目した研究を以前から続けており、休止期に細胞の疲れを取るケア=DNA損傷を修復することで、細胞の覚醒を促すという理論を発表しました。ランコムは、日々の肌の疲れを回復する、細胞内にある因子・NrF2(ナーフツー)を解明。 どのブランドも秋の新製品に、それぞれの疲れ要因に対応する処方が搭載されているので、ぜひチェックして。
Obagi 肌の厚みを減らしてしまう疲労たるみに着目した美容液
疲労と肌の基礎研究に着想を得て生まれた美容液。高い抗酸化力をもつ成分・PQQと、メマツヨイグサ種子エキスを合わせた独自の「ディープリフトテクノロジー」、疲労により血中で7β-ヒドロキシコレステロールが増えるのを防ぎ、それによる皮下組織の菲薄化を防ぐ。 「ディープリフトテクノロジー」を搭載した疲労たるみ防止美容液。ふっくらとしたハリをもたらす保湿効果で、夕方のたるんだ印象も防ぐ。 ロート製薬 オバジX ディープアドバンスドリフト セラム45g ¥8,800
Keywords解説
・7β- ヒドロキシコレステロール 睡眠不足状態での長時間の仕事などで体が疲労すると血液の中に増える、酸化した物質。脂肪幹細胞を減少させたり、コラーゲンの産生を低下させるなどの悪影響が。 ・PQQ 高い抗酸化力をもち、細胞内のミトコンドリアがエネルギーを産生する際に生じる活性酸素のダメージを除去することが知られている、ビタミン様の物質。