三菱トライトンのデビュー戦でクラス3位入賞、ラリー・カムイ参戦の竹岡圭が手応え「ラリー北海道がより楽しみになってきました」
モータージャーナリストの竹岡圭が代表を務める、圭rallyprojectの『ミツビシ・トライトン』が7月5~7日、北海道のニセコ町を中心に開催されたXCRスプリントカップ北海道第3戦ARKラリー・カムイに初参戦。竹岡がドライブするトライトンは、これがデビュー戦にもかかわらずクラス3位入賞を果たした。同ラリーの戦いの模様をまとめた動画が、三菱自動車の公式YouTubeチャンネル『MitsubishiMotorsTV』で公開されている。 【動画】三菱自動車が公開したダイジェストムービー:トライトン「竹岡圭、ラリーカムイ参戦!」 9月2日に投稿された動画には、トライトンがスペシャルステージ(SS)と呼ばれるラリーの競技コースに設定された未舗装の林道を駆け抜ける様子をはじめ、リエゾン(移動区間)、セレモニアルスタート、サービスパークで整備を受ける様子などが収められた。さらに実際にトライトンのラリー仕様車をドライブした、竹岡のコメントを確認することができる。 また、ミツビシは同日にもう1本別のタイトルを投稿している。『トライトン「モモ//トン紹介動画」』と題されたムービーはそのものずばり、「以前からずっとミツビシ車でラリーがやりたかった」という竹岡が相棒のピックアップトラックを紹介するもの。新型トライトンを運転しての印象が語られているほか、ラリー仕様にするにあたって行われたカスタム、数あるラリー車のなかでも人目を引く、ピンク色の迷彩風カラーリングが誕生した経緯などが明らかにされた。 なお、竹岡により“モモ//トン”と名付けられたミツビシ・トライトンは、前戦のラリー・カムイに引き続き全日本ラリー選手権と併催される、XCRスプリントカップ北海道第4戦ラリー北海道にも参戦予定だ。 竹岡はラリー・カムイを終えたあと、「もうちょっとセッティングを煮詰めて、あとは私がどうやったら速く走らせられるのかを研究すれば、勝負力はさらに上がるのではないかと思います」とコメント。「ポテンシャルを感じており、ラリー北海道がより楽しみになってきました」と自信を覗かせた。そんなラリー北海道は9月6~8日に帯広市を拠点に開催される。 ■トライトン「竹岡圭、ラリーカムイ参戦!」 ■トライトン「モモ//トン紹介動画」 ■ミツビシ・トライトン競技車両概要 全長×全幅/5360㎜/1930㎜ ホイールベース/3130mm トレッド(前/後)/1570mm/1565mm エンジン形式/4N16型(コモンレール式DI-D インタークーラー付ターボチャージャー) 燃料供給装置/コモンレール式燃料噴射装置 排気量/2439㏄ 最高出力/150kW(約203PS) 最大トルク/470N・m 変速機/6速スポーツモード A/T 4WDシステム/スーパーセレクト4WD-II リヤデフ/CUSCO製 差動制限装置付 フロントサスペンション/独立懸架/ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング リヤサスペンション/リジッド/リーフスプリング ショックアブソーバー/TEIN製 4×4スポーツダンパー ステアリング形式/ラック&ピニオン(電動パワーステアリング) ブレーキ/「VITESSE」ポット鍛造モノブロックブレーキキャリパーHC(ハイカーボン)・2ピースベンチレーテッドディスク ブレーキフルード/WINMAX製 BFレーシング ブレーキパッド/WINMAX製 itzz R7 ホイール/RAYS VOLK RACING ZE40X 17×8J inset0 6-1397 ブラストブラック タイヤ/TOYO TIRE OPEN COUNTRY R/T(265/70R17) [オートスポーツweb 2024年09月04日]