チェルシーがマレスカ体制でリーグ戦初勝利! マドゥエケのハットなど敵地で6得点
25日、プレミアリーグ第2節ウルヴァーハンプトン対チェルシーが行われた。 開幕節でアーセナルと対戦したウルヴァーハンプトン、またマンチェスター・シティと対戦したチェルシーは共に黒星を喫しており、互いに今シーズンの初勝利を目指す一戦となった。 試合は序盤から動いた。チェルシーが右CKを獲得すると、キッカーはMFコール・パーマー。左足からボールが放たれるとニアサイドで相手選手に触れられたものの、ファーサイドでフリーで待っていたFWニコラス・ジャクソンが頭で合わせてゴールネットを揺らした。アウェイのチェルシーが先制に成功する。 対するウルヴァーハンプトンは17分、FWマテウス・クーニャがゴールを決めるも、オフサイドの判定で得点が認められず。それでも27分、ハーフウェイライン付近でボールを奪ったDFラヤン・アイト・ヌーリが、相手のペナルティエリア手前までドリブルで相手を引きつけ、ラストパスを供給。このボールにクーニャが右足ダイレクトで合わせ、ゴールを決めた。 1-1でハーフタイムかと思われた前半終了間際、チェルシーが勝ち越しに成功した。セットプレーの守備から素早いGKロベルト・サンチェスのフィードに反応したニコラス・ジャクソンが中央へパスを送ると、前に出ていた相手GKジョゼ・サの位置を見逃さなかったパーマーが、左足で鮮やかなループシュートを決めた。 再び追いかける展開となったウルヴァーハンプトンは前半アディショナルタイム、相手ゴール前でFKを獲得すると、アイト・ヌーリがふわりとした浮き球をペナルティエリア内へ。このボールをDFトティ・ゴメスがヘディングで繋ぎ、ヨルゲン・ストランド・ラーセンが右足アウトサイドで合わせてゴールを決めた。試合は2-2でハーフタイムとなる。 迎えた後半、またしてもチェルシーがリードを奪った。パーマーからのパスを敵陣ペナルティエリア右で受けたFWノニ・マドゥエケが、左足でシュート。ボールは相手選手にディフレクトしながらゴールへと吸い込まれた。これでスコアは2-3となる。 マドゥエケはさらに58分にも、パーマーのパスから今度は右足でジョゼ・サの股下を抜くシュートを決めてチェルシーのリードは2点となった。そして63分、三度パーマーのアシストからゴールを奪ったマドゥエケが、ハットトリックを達成した。 3点を追いかける展開となったウルヴァーハンプトンは、78分にFKからMFマリオ・レミナが望海なボレーシュートを決めるも、VARによって直前のプレーがオフサイドの判定となり、得点とはならず。 逆に80分、チェルシーは左サイドを抜け出したFWペドロ・ネトのグラウンダーのクロスに、FWジョアン・フェリックスが右足ダイレクトでシュートを合わせてゴールネットを揺らした。今シーズン新加入およびこの試合で途中出場の2人のプレーで、追加点が生まれた。 結局試合は2-6で終了。今シーズンからチェルシーを指揮するエンツォ・マレスカ監督にとっては、嬉しいリーグ戦初勝利となった。 【スコア】 ウルヴァーハンプトン 2-6 チェルシー 【得点者】 0-1 2分 ニコラス・ジャクソン(チェルシー) 1-1 27分 マテウス・クーニャ(ウルヴァーハンプトン) 1-2 45分 コール・パーマー(チェルシー) 2-2 45+6 ヨルゲン・ストランド・ラーセン(ウルヴァーハンプトン) 2-3 49分 ノニ・マドゥエケ(チェルシー) 2-4 58分 ノニ・マドゥエケ(チェルシー) 2-5 63分 ノニ・マドゥエケ(チェルシー) 2-6 80分 ジョアン・フェリックス(チェルシー)
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