平田憲聖、初の賞金王ならず「自分に足りない部分で良い準備をして、また戦いたい」/国内男子ゴルフ
日本シリーズJT杯最終日(1日、東京・よみうりCC=7002ヤード、パー70)賞金ランキング2位で臨んだ金谷拓実(26)=Yogibo=が67で回って通算9アンダーの3位に入り、今季獲得賞金を約1億1955万円として初の賞金王に輝いた。賞金ランク1位だった平田憲聖(24)=ELECOM=は通算イーブンパーの17位に終わり、今季最終戦で逆転した。ショーン・ノリス(42)=南アフリカ=が68で回り、通算12アンダーで優勝。3つ目の日本タイトルを獲得した。 平田憲聖は4バーディー、4ボギーの70と伸ばせず。通算イーブンパーの17位で金谷に逆転を許し「もちろん悔しい。でも今週に関しても金谷さんは本当に素晴らしいプレーをしていた」と涙はなく、先輩をたたえた。今季は全試合で予選通過。ただ一人4勝し、賞金王争いを引っ張った。2週後には米下部ツアーの最終予選会に出場。「気持ちを切り替えて。自分に足りない部分で良い準備をして、また戦いたい」と前を向いた。