女性に対して主導権を握りたがる男性ゴルファーはまず嫌われる

　昨今は友人とプライベートで回るほかにも、会社のコンペや「ゴルコン」と呼ばれる婚活イベントも開催されており、以前より女性とゴルフを楽しむ機会は増えているといえます。 【写真】バレたら“永久追放”!? これがマスターズで“持ち込み厳禁”の品目です 　しかし、なかには問題のある発言や振舞いによって、女性ゴルファーから嫌われてしまう男性もいるようです。 「もうこんな人とは回りたくない」と思われないようにしたいものですが、女性から嫌われがちな男性ゴルファーの特徴とは、どのようなものなのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏（株式会社TPC代表取締役社長）は以下のように話します。

もう、いやっ！　写真：PIXTA

「真っ先に思い浮かぶのは『教え魔』と呼ばれる人で、練習場とゴルフ場の両方に出没します。スキルや知識が中途半端な人に限って、偉そうに『グリップの持ち方が違う』とか『構え方がおかしい』という風に執拗に教えようとしがちです。また、良くないところを長時間にわたって説明しようとするのも教え魔の特徴なので、特に女性は迷惑がるでしょう」 「ほかには、ビギナーの女性と回っている時にプレーを急かすような行為や発言をする人も、嫌われやすい男性ゴルファーの特徴だと思います。スコアよりプレーファストを優先させた方が良いのは確かですが、同伴者がビギナーであることを分かっていながら、あからさまに手こずっているのを強調して言うのはお門違いでしょう。スロープレーをしてほしくないのなら準備や片付けを手伝ってあげたり、上限の打数を決めてそれを超えた場合にはボールをピックアップして次のホールに向かうといったローカルルールを決めたりするのが、ビギナーに同伴する上級者としてのマナーでしょう」 　一方で、女性の方が経験者で男性がビギナーという関係性でラウンドするケースもあり得る話ですが、その際は自分のスキルの低さを紛らわせようと「やっかみ」など相手に対してネガティブな発言をしがちな人は、女性ゴルファーから敬遠される対象になります 　男性には負けず嫌いな人も多いですが、一歩間違えれば男尊女卑とさえ受け取られかねない言動には注意しなければならないでしょう。 　ゴルフは「互いをリスペクトし合う」ことこそが重要になってくるので、相手の女性が良いショットをした時には「ナイスショット！」としっかり褒めたたえ、自分がミスをしても不機嫌にならず笑顔で流す人が一番好印象を持たれるはずです。