「絶対に日本一という気持ちできた」東福岡が4度目Vへストレート快勝発進 4強進出のサッカー部の存在も刺激【春高バレー】
◆バレーボール・全日本高校選手権 東福岡2―0新田(6日、東京体育館) 頂点だけを見据える東福岡が好発進した。初戦となった2回戦で新田に2―0のストレート勝ち。第1セットから終始主導権を握っての完勝で、照屋主将(3年)も「やるべきことはできたので良かった」と目標への第一歩を刻みうなずいた。 ■石川祐希、古賀紗理那…バレーボール・パリ五輪代表の「春高」時代【写真特集】 チームは昨夏の全国総体で準優勝。昨秋の国民スポーツ大会も3位と好成績を残すが、目指す結果ではない。エースの松下(同)は「あと一歩で(優勝に)届かなかった。絶対に日本一という気持ちできた」と3年間の全てをぶつける決意だ。 昨年の今大会は初戦で散った悔いもある。松下も本来のプレーができなかった。だからこそ当時の映像を見返して闘志を燃やしてきたといい「改善しないといけないところもあるし、どれだけ悔しかったかを思い出して試合に臨んだ」と明かした。 学友からも刺激をもらう。サッカー部は全国選手権で4強入り。11日には春高会場の東京体育館の隣に位置する国立競技場で準決勝を戦う。松下は「みんなで切磋琢磨(せっさたくま)している。負けたくない」と4度目のVを目指す。(山田孝人) ▼▼バレーボール・パリ五輪代表の「春高」時代【写真特集】▼▼