Uターンラッシュが本格化 車のバッテリー上がり、JAFの出動回数3割弱
Uターンラッシュが本格化し、日本自動車連盟(JAF)島根支部が気温低下によるバッテリートラブルに注意を呼びかけている。2023年度年末年始(12月29日~1月9日)の出動回数413件のうち、バッテリー上がりは108件(26・2%)だったといい、JAFは定期的な点検を受けてほしいと訴える。 【写真】Uターンの混雑がピークに 9連休も終盤、鉄道も空も満席
同支部によると、年末年始の出動回数は22年度379件、21年度394件。バッテリー上がりが理由なのは22年度108件(28・5%)、21年度111件(28・2%)でいずれも最多だった。 同支部によると、バッテリーは気温が低い冬場は作動しづらく、夏にエアコンをよく利用していると、劣化している場合もある。 要請に応じて出動するロードサービス隊の職員によると、近所への買い物や通院など、短時間の利用のみの車両はバッテリーに負担がかかるとする。対策として利用する前か後に5~10分程度エンジンをかけたままにしておくことを推奨する。 同支部推進課の職員はバッテリーの定期的な点検の必要性を強調するとともに、「出発前に道路環境を確認し、時間に余裕を持って出かけてほしい」と話した。