海外メディアも高橋大輔の全日本復活2位を絶賛「代名詞の芸術性」「誰からも敬愛」
五輪スポーツを扱うOlympic Channelは「宇野が故障に悩まされるも日本タイトルをつかむ」と、見出しには宇野の名前を取ったが、記事の中では「2010年バンクーバー大会で銅メダリストの高橋が復帰シーズンで2位に入った」と伝えた。 「高橋にとって夢の返り咲き」との小見出しを入れ、「32歳の高橋にとって、2度、五輪を制した羽生結弦に次いで2位となった6年前の大会以来となる全日本大会の表彰台だった」と紹介。「故障で羽生が今大会を欠場したことで、復帰した高橋にとってトップ選手を再び脅かす機会となった。4年間、競技を離れた2010年バンクーバー大会の銅メダリスト(の高橋)は、まだ実力を披露することができることを証明した」と絶賛した。 フィギュアスケートの専門雑誌、International Figure Skate誌は、「チーム日本、四大陸選手権と世界選手権」との見出しで、両大会の出場選手を紹介。「男子で2位に入った高橋大輔は世界選手権の出場選手に選ばれたが辞退した」と伝えた。 今大会を受け、高橋の振り付けを務めたブノワ・リショー氏は、ツイッターで「真の伝説的選手。大輔、信頼してくれてありがとう。復帰のためのこのフリースケートを作り上げたことは光栄なことだった」とつぶやき、練習を積む高橋とリショー氏の写真とともに拍手を送った。 日本だけでなく世界中のファンが高橋大輔の復活劇に注目していたのである。