大阪府・吉村知事が定例会見7月28日(全文1)若い世代は感染対策の徹底を
なにわの伝統野菜の認証制度を変更
「泉州きくなプロジェクト」ということでそれぞれ安定生産と品質向上による販売単価の向上であったり、認知度向上であったり、新規生産者の育成等、さまざまなプロジェクトをやっていますが、ぜひ今回は夏の菊菜を楽しんでいただきたいと思います。サラダ、夏の菊菜、泉州きくなは柔らかくてサラダでも食べれる。そしてこれに関連して、泉州の菊菜のレシピのコンテストを行います。募集期間は8月5日まで。泉州の菊菜を使ったこんなレシピどうかと、コンテストを開催いたします。夏の菊菜キャンペーン、これは販売キャンペーンですけど、8月23日から29までやります。ぜひさまざまホームページで細かいところは紹介していきます。詳細は紹介していきますので、ぜひ冬のイメージ、鍋のイメージが非常に強いわけですが、夏の菊菜も非常においしいですから、ぜひこの場を通じて広げていきたいと思います。次、お願いします。 それから大阪産(もん)のこの野菜についての2つ目ですけども、鷹の爪、堺の鷹の爪がなにわの伝統野菜の申請第1号として本日認証いたしますので、その案内と紹介です。大阪産(もん)は非常においしい野菜がたくさんあります。大阪の伝統野菜の復活に取り組んで、さまざまな地産地消を推進して地域の活性化にも寄与しているというところです。今年度からは、このなにわの伝統野菜、これまで大阪府が行政として主体になって文献等で指定してきたわけですけれども、指定して認証してきたわけですが、これからは、令和3年5月からは個人・団体のほうから申請をして、そして大阪府において認証するということを可能にするということに制度を変更をいたしました。
通常の唐辛子より約3倍の辛み
ただ条件はもちろんありまして、おおむね100年前から大阪府内で栽培されてきた野菜であって、そして大阪独自の品目であるということ。府内で生産されている野菜と、幾つか要件ありますが、個人・団体からの申請が可能になりました。今回その申請を受けて認証する第1号がこの堺の鷹の爪になります。これがその鷹の爪になるわけですけど、これは堺市内で明治時代から作られてきたものでもあります。明治時代から栽培が始まって120年間守り続けた唐辛子でありますが、これを認証していきます。 これはほかの品種の倍以上の労力が摘み取りに掛かるということで、非常に希少なものですが、通常の唐辛子より約3倍の辛みで、しかも香りがいいということで、今あらためて人気が出てきつつあると、こういうものでもあります。昔、1903年ごろとはずいぶん栽培面積が減って、非常に少なくなって希少化してきてますが、ある意味非常に、一部で非常に人気が出てきているというところでもありますので、あらためて広くPRをしていきたいと思います。品質も素晴らしいということでPRをしていきたいと思います。まずこの鷹の爪を学ぶということで、日程は9月の中旬から下旬ぐらいに、この鷹の爪の講座と摘み取り体験ということをハルカスファーム、あべのハルカスウイング10階屋上等で行います。 今後、この大阪の希少な野菜を知って味わう場面、この堺の鷹の爪を広げていきたいと思いますのでよろしくお願いします。僕からは以上です。 司会:知事からの説明は以上でございます。そうしたら順番に質問をお受けいたしますので、挙手のほうをお願いいたします。それではどうぞ。じゃあ、幹事社。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見7月28日 全文2に続く