大阪府・吉村知事が定例会見7月28日(全文1)若い世代は感染対策の徹底を
五輪はぜひ自宅で応援を
ホテル療養の場合は、常駐のお医者さんもいらっしゃいます、看護師さんもいらっしゃいます。常駐でいるお医者さんは1つの拠点ホテルにいて、ほかのホテルでオンライン診療を受けれる、24時間体制でそういう体制を組んでいます。また看護師さんが24時間、全てのホテルにいるという状況です。また酸素投与の機材も置いていますし、さまざま、宿泊療養の体制というのは強化をしていますので、できるだけ宿泊療養に持っていきたいと。ただ、どうしても自宅療養を希望される方も非常に多くおられますし、ほとんど無症状、軽症の人がたくさんいらっしゃいますので、ホテルは控えたいという人も非常に多いわけですけども、できるだけ宿泊療養にすると。だから宿泊療養、先日発表しました、できるだけ早く宿泊療養につなげていくという基幹システムについてももうワークしてますので、かなり多くの方が迅速に宿泊療養に案内できる状況になっているというふうに思っています。次、お願いします。 夏休み期間中のお願いですけども、やはり感染が急増しているという状況にあります。感染が急増しています。オリンピックについて今、真っただ中ですけども、ぜひ自宅で応援をお願いします。オリンピックをいろんな人が集まってお酒を飲んでわーと騒いだりすると、そこに陽性者が1人いればほぼ全員にうつっていくということになります。オリンピックについては自宅で観戦、応援をお願いいたします。いろんなお酒を飲む場面であったり、いろんな家に、あるいは自宅であったとしてもいろんな人が集まってきて、大勢でわーっとやると、それは結局一緒ですから、自分の自宅で、テレビに向かってぜひ応援をしていただきたいと思います。そうしている限りは感染が増えるということにやっぱりならないと思いますので、ぜひオリンピックは自宅で応援をよろしくお願いします。
感染拡大の山をなんとか抑えていく
それから感染が急増しています。感染対策のさらなる強化をお願いします。都道府県を越えた移動はできるだけ控えてください。また、普段会わない人であったり、大人数、長時間での飲食というのは感染のリスクが非常に高いですから。これも控えていただきたいと思います。感染力の強い変異株に置き換わりつつある今、現状、また感染も第5波にすでにもう入っていると思いますけれど、この感染の拡大の山をなんとか抑えていくということが重要だと思います。 それに対してはお1人お1人の感染対策、もう最後はそこに尽きるということになると思いますので、ぜひお1人お1人の感染対策の徹底をお願いします。とりわけ若い世代の方、20代、30代の方が急激に増加をしてますので、20代、30代、若い世代の方の感染対策の徹底をお願いしたいと思います。自分はええやんかと、あるいはかかっても軽症やんかというふうに思われる方、多いかもしれませんが、後遺症も非常に多くの方で出ているという状況でもあります。また、感染が広がると重症化、40代、50代が重症化していくと、60代以上でもワクチンを当然打ってない方もいらっしゃいます。ぜひ今、感染が広がりつつある状況でありますから、特に若い世代の方を中心に感染対策の徹底をお願いします。 次、2点目です。大阪府民の森、府民の森についての指定管理の新たな応募についてです。先日、大阪の府営公園についてPMO方式による公募をいたしました。服部緑地公園、二色の浜公園、それから浜寺公園、そして住吉公園についてやりました。 今回は府民の森における新たな指定管理の募集の仕方についての公表と公募についてです。PMOというわけにはなかなかいきません。府民の森については非常に自然豊かな場所にあるわけですので、なかなかそこで民間の力だけで運営していくというのは非常に難しいということにもなります。ただ、一方でやはり民間の皆さんの力を借りて、また民間の皆さんにもお金を出していただいて、より大阪府民の皆さんが府民の森で、深い森の中でいろんなことを楽しめるような、そういった府民の森にしていきたいと思っていますので、少し公募方法を変えます。 今回の公募のポイントですけれども、指定管理者の投資、これは民間投資ですけど、これは税じゃなくて民間投資をやっていただきます。指定管理者の投資をしていただいて、そこでにぎわい施設の整備等をぜひ提案してもらいたいと思います。