クロース引退の影響を引きずるレアル・マドリード、ロドリかスビメンディの獲得を検討…スペインメディア報道|ラ・リーガ
レアル・マドリードが中盤の補強を検討しているようだ。スペインのラジオ局『オンダ・セロ』が報じている。 昨季、レアル・マドリードが敗戦したのはアトレティコ・デ・マドリードとの2試合だけで、最終的にラ・リーガ&チャンピオンズリーグの二冠を達成。しかし今季は打って変わって低調で、4日のラ・リーガ第19節分アトレティック・ビルバオ戦(1-2)で、早くも5敗目を喫している。 D負傷者の続出、新加入FWキリアン・エンバペの適応不足など、レアル・マドリードの現在の低調ぶりには様々な要因が挙げられるが、MFトニ・クロース引退の影響も大きいとみられている。戦術で厳しく縛り付けず、選手への依存度が高いカルロ・アンチェロッティ監督のチームで、クロースのようなゲームメイクをできる存在が現チームにいないためだ。 『オンダ・セロ』のレアル・マドリード番フェルナンド・ブルゴス記者によると、同クラブ首脳陣もチームに主導権を握らせるMFが足りないことを痛感している様子。そのためにマンチェスター・シティMFロドリ、レアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディを獲得候補としてピックアップしているようだ。 ただし、ロドリはジョゼップ・グアルディオラ監督と強い絆で結ばれており、スビメンディはレアル・ソシエダに対して強い帰属意識を感じていることで知られている。レアル・マドリードがどちらかの獲得に実際に動くとしても、そのハードルは決して低くはなさそうだ。