コンビニのトイレを借りるには何か買うのがマナー?「100円のガム」でもOK?
コンビニのトイレ貸し出しはあくまで善意
自治体からの要請を受けて、店舗のトイレを公共トイレとして貸し出しているコンビニもあります。神奈川県大和市は2022年2月1日から「公共のトイレ協力店登録事業」を始めました。 ただし金銭的な補助はなく、トイレットペーパーを年間200ロール支給されるに過ぎません。自治体によってはステッカーの配布のみといったところもあります。コンビニ店舗にトイレ貸し出しの法的義務はなく、あくまで善意であるという点には注意が必要と思われます。 コンビニでトイレを借りた際に商品を購入することを、有料トイレ利用料と考えることもできます。日本では公共トイレの多くは無料ですが、ドイツやイタリア、フランスなどのヨーロッパ諸国では有料トイレが一般的です。 無料に見えるトイレでも、スタッフが入り口にいる場合にはチップを渡す必要があるなど、トイレにはお金がかかるという共通認識があるようです。
「100円のガム」でも買わないよりはましと考える
コンビニのトイレの維持・管理には、少なくない費用が発生していることが分かりました。コンビニのトイレについて「マナー」を意識するのであれば、たとえ数百円でも買い物をすることが望ましいようです。 もっとも、有料トイレの「利用料」と考えれば、商品購入に対しての抵抗も軽くなるかもしれません。 出典 一般社団法人日本レストルーム工業会 トイレナビ 温水洗浄便座の使用・不使用によるトイレットペーパーの使用に関する実態調査結果 仙台市水道局 水道まめちしき 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部