<球宴速報>本塁打競争は初参加大谷が計9本で初優勝!
恒例のホームラン競争が15日、ヤフオクドームでのオールスター戦の試合前に行われ、初参加の日ハム、大谷翔平(22)が優勝した。4人による1対1対決の勝ち抜き戦方式。7アウトするまでのホームラン数を1対1で争う。準決勝の最初は、横浜DeNA、筒香嘉智(24)とソフトバンク、柳田悠岐(27)の対戦。筒香は、ピッチャーを務めた同僚の戸柱共孝(26)のストライクが入らずにまさかのホームランゼロで終了。続いて柳田が1本打ったところで勝利。 もう一方の準決勝対決は、指のマメが潰れているため特例処置で野手での出場となった大谷翔平(22)と、レギュラーシーズンで、セ、パ含めて最多の29本を放っているヤクルトの山田哲人(23)との対決。 先攻の大谷が迫力の6本。追う立場の山田は、ライナー性の引っ張りだけでなく、流し打ちの一発まで披露したが、5本で届かず、決勝は柳田vs大谷のパ・リーグ対決となった。 先攻の柳田は、ロッテの鈴木大地(26)をピッチャーに指名したが、2本で終わり、後攻の大谷は、1アウトを残して3本を放ち、見事に優勝を飾った。最後の1本はバックスクリーンに届く特大の一発だった。 優勝した大谷は、「投手としてファンの方々に選んでもらったのに投げれず残念ですが、ここで盛り上げられてよかったかなと思います」と、淡々とコメント。本塁打を打つコツをぜひ野球少年に、と振られて「いっぱいバットをふって、毎日、毎日、練習をして野球に取り組んでください」と語り、始まる本番に向けて「おそらく途中からの出場になりますが、チームが勝てるように精一杯がんばりたい」と答えた。