楽天ドラフト1位・宗山塁へ背番「1」 石井SD「投手は松井が代表的だが、打者として似合う選手に」
楽天が、ドラフト1位指名した明大・宗山塁内野手(21)に背番号1を提示することが19日、分かった。石井シニアディレクター(SD)は「松井(パドレス)がつけていた偉大な番号。投手では松井が代表的だが、打者として似合う選手になってほしい」と期待。20日に都内で行われる入団交渉で最大限の誠意を示す。 楽天の背番号1は2014年から23年までの10年間、絶対的守護神の松井がつけた。今季はパドレスに移籍したため現在は空き番となっているが、東京六大学リーグで歴代単独7位の通算118安打を放ち、チームの看板選手として期待する逸材に提示することを決めた。 球団創設から20年で、背番1は過去に塩川達也(05~10年)、岩村明憲(11~12年)、松井が背負い、宗山が背負えば4代目となる。石井SDは「大きく羽ばたいてほしいし、1番は松井が大きくしてくれた番号。その番号をつけてやってほしい」と願った。
報知新聞社