《大炎上その後》港区女子とトラブルになった高級寿司店の大将が語った“本音”「離れたお客さんもいる。謝罪は受け入れたけど、“和解”と一方的に発信されて…」
「ダメだって言ってるのに撮り続けていた…」
──SNSで拡散され、その影響力には戸惑いもあった? 「びっくりしますよ。写真も強烈だったし。動画を撮るのはダメだと言ってたのに、その動画を切り抜いてアップした。 あのときは、ダメだって言ってるのに撮り続けていたので注意したんですよ。ほかのお客さんの音声も入るし、過去にもお客さん同士でトラブルになったことがありました。だからこそ、うちはほかのお客さんが映る写真撮影は控えてもらっています。 確かにお客さんが積極的に写真を撮るのを推奨するお店もあります。でもうちは常連さんのプライバシーを守りたいし、安心して来られるお店というのが売りなので、マナーは守っていただきたいんです」 ──トラブルの際の写真を見ると、今にも大将がお客さんに掴みかかるようにも見えた。 「あれも弟子が止めに入っただけで……。わかる人はわかるので、自分からは何も発しませんでした」 ──その後、女性はグラビアデビューした。 「そういう生き方なのかわからないけど、人それぞれなので。今日も早い時間帯にいらっしゃった常連さんが『いろいろあったけど、大将のこと信じてた。和解はしてないよね?』とおっしゃったので、『和解はしてません』と答えました」 ──来年は心機一転、騒動なくやっていきたい? 「ただ、ああいう方たちはいるんですよ。トイレでタバコを吸うとか、常識外れな方はいます。1万歩譲って貸し切りならいいですけど、ほかのお客さんに迷惑をかけるのは許されない。それについては妥協しません。先日もハリウッドスターがいらっしゃったんですが、別のお客さんが動画を撮影していたので注意しました。 この金額を出せば、お寿司がおいしいなんて当たり前。ほかにもサービスや気配り、居心地の良さなど、食事以外も含めてお金をいただいているわけですから、そこは妥協できません。大声で話したり、下品な会話をしたり、非常識な行為があったら注意します」 ──改めて和解というのは。 「和解は自分が言うことで、あちらは加害者ですからね。でもそれについて何か言うのも面倒くさいし、そこに労力をかけたくない。小さい店なので、ミリ単位の気配りをしたいですし、お店やお客さんに対して力を入れたいんですよ」 一抹の苦々しい感情を残しながら、これからも大将は寿司を握る。
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