大谷翔平がナ・リーグMVP最終候補入り 史上初DHでの受賞濃厚、注目は3度目の満票選出なるか
MLBは11日(日本時間12日)にBBWAA(全米野球記者協会)に所属する記者の投票で選ばれる今季の各賞の最終候補3人を発表した。史上初の「54本塁打―59盗塁」を達成したドジャースの大谷翔平投手(30)はナ・リーグMVPの候補入りした。ア・リーグのエンゼルス時代を含めると4年連続のファイナリスト入りだ。 過去にDHのみで出場した選手の受賞者はおらず、選出されれば史上初。両リーグMVPはフランク・ロビンソン(1961年レッズ、66年オリオールズ)以来、史上2人目だ。また、リーグをまたいでの2年連続は史上初の快挙となる。多くの米メディアが受賞を確実視、注目は史上初の3度目の満票選出かどうかだという。 他の候補は打率2割7分3厘、33本塁打、91打点のメッツのフランシスコ・リンドア内野手(30)、打率2割9分2厘、36本塁打、95打点のダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手(31)が入った。 15勝3敗、防御率2・91と大活躍したカブスの今永昇太投手(31)はナ・リーグ新人王の最終候補に入らなかった。 受賞者は米東部時間21日午後6時(同22日午前8時)からのMLBネットワークの番組で発表される。例年、最終候補の3人は生出演しており、5日(同6日)に受けた左肩の脱臼による関節唇損傷の修復手術後、取材に応じていない大谷の発言も注目される。
東スポWEB