地元の山下流心がリズムアップへ気合い十分/ボートレース宮島
ボートレース宮島の「瀬戸内オーシャンズX第31回日本財団会長杯」は20日に初日を迎える。新エンジン、新ボートが導入される6日間シリーズだ。ただ、前検はあいにくの雨模様となり、正味のエンジン気配を把握しづらい状況。ピットでも「回転が上がらない」という声が多数を占めていた。 そんな中でも、試運転では山本寛久のターン回りが上々。スタート特訓では地元の石田豪と永井亮次の直線系が目を引いた。中でも石田は前検一番時計をマークしており、動向をチェックしておきたい。 スタート特訓で3本とも0台Sを決めたのは、初日12R「モンタドリーム」1号艇の古結宏と、地元の山下流心。古結は行き足に好感触を得ており、人気に応える走りを見せてくれそうだ。一方の山下は「前期F2本切ってからリズムを悪くした」影響で今期は4.12の低空飛行。「勝率を稼がないと」と気合が入っており、今節は真価を問われる戦いとなりそうだ。
マクール