素足の季節に気づく「足裏・かかとが、ちょっと汚い...」。超簡単な"ツルツル足"への秘策をプロが伝授!
サンダルを履く機会が増える季節、意外と忘れがちなのが足元のお手入れ。足裏やかかとは、角質が厚くなりやすく、放っておくとガサガサになってしまいがちだ。 【写真】大人こそ、ビーサンでオシャレに!楽チン&おしゃれなビーチサンダル(トングサンダル)の大人コーデ15選 今回は、足裏・かかとの角質が固くなる原因や、正しいケア方法を専門家に詳しくASK。定期的なお手入れで、自信あふれるツルツルの足を手に入れて! 話を聞いたのは…「足のクリニック 表参道」 さまざまな足トラブルの診察やケアを行う、足に特化した医療機関。日本初の足専門クリニック。
なぜ、足裏・かかとの角質は固くなる?
足裏やかかとの角質は、ターンオーバーと呼ばれる皮膚の生まれ変わりによって自然にはがれ落ちる。ただし、さまざまな要因でターンオーバーが乱れ、角質が厚くなってしまうことがある。 原因1.皮膚疾患や内科系疾患 皮膚のトラブルには、皮膚科でしか診断できない病気、内科の病気で現れる皮膚症状、薬の副作用による皮膚症状など、さまざまな原因が考えられる。まずは専門医の外来でしっかりと診断を受けることが大切。皮膚トラブルを感じたら、自己判断せず、まずは医師の診察を受けて。 原因2.左右の荷重バランスの乱れ 正しい姿勢で歩けていないと、足底に負担がかかり、足の皮膚トラブルにつながることも。左右の重心が偏ったり、歩行に必要な筋肉や骨が弱ったりすると、皮膚が圧迫、摩擦、ズレなどの刺激を受け、タコやささくれ、皮膚が乾燥してガサガサになる原因に。 原因3.足に合っていない靴を履いている 足の形状に合わない靴や、ヒールの高すぎる靴を履いていると、ズレが生じて皮膚トラブルの原因に。“ヒールだこ”と呼ばれる足裏にできるタコのほか、かかとの外側にできるタコやうおのめができている人は、靴や歩き方を見直してみて。 原因4.保湿していない 湿気が高く、汗もかきやすい夏は、乾燥を感じにくく保湿を怠りがち。また、保湿剤を塗ってすぐに靴下を履いてしまうと、せっかく塗った保湿剤が靴下に吸い取られてしまい、乾燥を招くことも。角質ケアのあとは、しっかり保湿をすることが重要。 原因5.素足で過ごす時間が長い 自宅では靴下を脱いで、素足で足を解放したい……そんな人もいるのでは? しかし素足で過ごしていると、靴下をはいている場合に比べ、物理的な刺激を受けやすく、皮脂も取られやすくなってしまう。そのため、角質が硬くなる傾向に。