【韓国ドラマ】2025年注目作!連続殺人事件を追う本格サスペンスから目が離せなくなりそう
2025年の韓国ドラマはこれが来る?韓国のスター&監督が登壇した記者会見の模様とともに、期待の新作をご紹介します! 2025年注目の韓国ドラマ4選
キム・ダミ 20代最後の作品は、一風変わったプロファイラーが連続殺人事件の秘密を暴く本格サスペンス
『梨泰院クラス』や映画『ソウルメイト』など活躍が目覚ましいキム・ダミが、主人公の一風変わったプロファイラーのユン・イナを演じる『ナインパズル』。『私の解放日誌』、大ヒット映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』のソン・ソックふんするエリート刑事キム・ハンセムとともに、謎に包まれたパズルで始まった連続殺人事件の解決に挑みます。 ソウル警察庁科学捜査課犯罪分析チームに所属するプロファイラーのイナは、10年前に叔父が殺害された事件の唯一の目撃者であり、容疑者でもあるという設定。捜査一課のハンセム刑事はイナをいまだに容疑者だと疑い批判し続けていますが、現在進行中の連続殺人事件で新たな犠牲者を生むわけにはいかないという理由で、しぶしぶイナと協力します。 『ナルコの神』で世界的に高い評価を得たユン・ジョンビン監督は、「予測不可能な脚本に非常に引かれた」と言い、演出するうえで現実と漫画のような架空の中間ぐらいの世界観に挑戦しようと思ったそうです。 「キャラクターも内容もそうですが、アメリカのドラマのスリラーのジャンルのようなリアリズムというより、むしろ日本の漫画に近い感じ、ケレン味を表現しようと努力しました」
キム・ダミが出演作を決めるときに重視することは?
監督の言葉どおり、非常に個性的なイナとハンセムのキャラクターが大きな魅力のひとつ。お互いに相手の役作りについて称賛しつつ、次のように語りました。 「ソックさんは非常に事前の準備を丁寧にやり、役作りに専念して現場に臨む方なのだなと、共演してみて改めて実感しました。その一方で、現場では本能的に演技をされる俳優さんなのだなと思ったんですね。現場で撮影に入ったら眼差しや仕草など、その場、その瞬間における感性を生かして演技されていることに感心しました」(キム・ダミ) 「ユン・イナは非常に役作りが難しいキャラクターだと思います。漫画的な要素もあり、家で私もユン・イナのセリフを練習したりもしたのですが、演技が容易ではないという感じだった。でも、現場では役作りが完璧だったので、私より演技がうまいなと(笑)。特にセリフの量が多かったので、暗記力に感心するしかなかったですね。また、それをちゃんと演技としてこなしている点もすごかった。 監督がさっきおっしゃったように、現実と架空の間ぐらいの世界観、それをうまく表現していたと思います。そうですね、わかりやすく言うならユン・イナは日本の漫画の『名探偵コナン』のような一面もうかがえるキャラクターだと思うんですよ。そのような独特のキャラクターを消化するダミさんの能力は、本当に素晴らしいと思います。あと、ドラマの中のファッションにも注目してほしいですね。ネクタイやスカーフなど、私も着てみたいなと思うものもありました」(ソン・ソック) 終始穏やかな空気が漂う仲がいいようすのダミとソック。ダミがファッション・アイコンであることについて話が及ぶと、すかさずソックは「昨日、空港に着いたときにダミさんが着ていた白い半袖のTシャツが売り切れになっていたというぐらい、彼女は人気で影響力があるんですよ!」とアピール。隣でキム・ダミが恥ずかしがりながらも嬉しそうに笑っていた姿が微笑ましかったです。 『梨泰院クラス』で大ブレイクを果たし、20代を駆け抜けたキム・ダミ。どんな気持ちで30代を迎えるのでしょうか。 「これからは青春物語には出演しづらくなるかもしれないので、今のうちにどんどん30代前半に若い役をもっと挑戦していきたい。毎回作品の出演を決めるときは違う役に挑戦しようと思っているのですが、今回のこういうジャンルものはいつもやってみたいとずっと思っていたので、ユン・イナという独特の役、不思議で面白い作品に出会えてすごく嬉しいです。またこのドラマが私の20代最後の作品となるかと思うのですが、そうした節目の作品で監督やソックさんとご一緒できて、非常にいい思い出になりそうです」 ファンは彼女の20代最後の作品としても『ナインパズル』を見逃すわけにはいきませんね!