吉高由里子&柄本佑、互いへの感謝を語る 『光る君へ』最終回へのコメントも
NHK大河ドラマ『光る君へ』最終回放送日の12月15日に『大河ドラマ「光る君へ」最終回パブリックビューイング&トークショーin大津』が開催され、吉高由里子と柄本佑が登壇した。 【写真】『大河ドラマ「光る君へ」最終回パブリックビューイング&トークショーin大津』集合記念カット 本作は、平安中期に、のちに世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した、紫式部/まひろを主人公としたドラマ。武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に挑戦する。紫式部役で吉高由里子が主演を務め、藤原道長を柄本が演じている。脚本は、『セカンドバージン』(NHK総合)、『恋する母たち』(TBS系)などの大石静が手がけた。 吉高と柄本はパブリックビューイングの前に石山寺を訪問。参拝者には「まひろ~」「みちなが~」と役名で呼ばれたという。吉高は長期間にわたり撮影を共にした柄本について「佑くんはいつも穏やかで、和ませてくれたことが印象的です。藤原道長役が佑くんで本当に良かったし、私が“まひろ”でいられたのも佑くんのおかげだと感謝しています」と語ると、柄本も「僕も全く同じことを返したいです! 吉高さんのお芝居は、反射してくる感覚が演じていてもすごく楽しくて、自分もいつも穏やかで豊かな気持ちでいられました」と感謝を語った。 コメント 吉高由里子(紫式部/まひろ役) (万雷の拍手で観客に迎えられて)『光る君へ』ファンの熱気がすごい! 皆さんのエネルギーに包まれて、私自身もとても高揚しています。ドラマでは「琵琶湖を進む舟の上で琵琶を弾く」という貴重なロケを経験し、滋賀県でのいい思い出となりました。今日は(柄本)佑くんと石山寺へお礼参りに行ってきましたが、参拝されていた方々が「まひろ~」「みちなが~」と役名で呼んでくださって、視聴者の皆さまも『光る君へ』の物語に入り込んでくださっているんだなと実感することができました。長い撮影期間の中でも佑くんはいつも穏やかで、和ませてくれたことが印象的です。藤原道長役が佑くんで本当に良かったし、私が“まひろ”でいられたのも佑くんのおかげだと感謝しています。あっという間にこの日が来てしまいましたが、夜の放送もまだありますので、最終回を何度でも楽しんでいただけたら嬉しいです。 柄本佑(藤原道長役) (万雷の拍手で観客に迎えられて)会場の皆さんの熱量にびっくりしました! 最終回を見た後の皆さんのお顔が見られたことがとてもうれしいです。昨日は三井寺や日吉大社をめぐり、今日は吉高さん石山寺を参拝しました。石山寺には初めて伺ったのですが、奥に本堂があって、その前には大きな石があって。「(まるで撮影で目にした)ドラマのセットのようで、美術チームすごいな!」と心を動かされ、ワクワクした時間となりました。石山寺を出発する際には多くの参拝者の皆さんが、見送ってくださったのが印象に残っています。(「藤原道長役が柄本佑さんでよかった」との吉高の発言に対して)僕も全く同じことを返したいです! 吉高さんのお芝居は、反射してくる感覚が演じていてもすごく楽しくて、自分もいつも穏やかで豊かな気持ちでいられました。撮影開始から1年半の時間を経て「光る君へ」の旅は終わりを迎えますが、最終回の放送までぜひお楽しみいただければと思います。
リアルサウンド編集部