Roblox でついにリアルライフコマースが実現か。マーケティングチャネルとしての成長を目指す
記事のポイント 11月15日のイベント、Robloxインベスター・デイで、同プラットフォームはマーケティングチャネルとしての成長計画の数々を明らかにした。 2024年にはポータル広告で動画を利用するオプションが提供され、さらに多くのブランドがプラットフォームのホームページに自社のエクスペリエンスを有料で掲載できるようになる。 さらにRobloxはユーザーがプラットフォーム上で物理的な商品を購入し、自宅に配送することが可能になるリアルライフコマース計画を発表した。 Robloxはブランド勢をメタバースへと誘う、いわば「パイプ」を目指している。 11月8日の2023年第3四半期収支報告会中、Roblox幹部たちは同社のマーケティングおよび広告計画に関して、一様に口が重かった。だが11月15日のイベント、Robloxインベスター・デイ(Investor Day)では、その姿勢を一変させた。毎年恒例の同イベント中、彼らのプレゼンはまさに、同社のプラットフォームおよび企業としての全側面に関するアップデート一色だった──マーケティングチャネルとしての成長計画もその一つだ。 「今の世代は一日中、バーチャルとフィジカルを当たり前のように融合させている。したがって、ブランド勢が取り組むべき課題は、自身のストーリーをどう伝え、彼らの友だちにどう広めてもらうのか、その術を見つけ出すことにある」と、Robloxのグローバルパートナーシップ部門VPステファニー・レイサム氏は、同イベントに先駆けてDIGIDAYに語った。「その楽しみの一つは、ロードマップを構築し、効果のある手段を利用し、新たな機会を見つけていくことにある──そして、私が思うに、マーケティングはその結果、変わることになる」。 Robloxのインベスター・デイ中に発表されたアップデートの内、最も重要と思われる点は以下のとおりだ。