コラピント「守れたはずの順位を守れず、ピットストップが1周遅くてひとつ順位を失った」:ウイリアムズ F1第18戦決勝
2024年F1第18戦シンガポールGPの決勝レースが行われ、フランコ・コラピントは11位、アレクサンダー・アルボンは冷却の問題によりリタイアでレースを終えた。 【写真】2024年F1第18戦シンガポールGP アレクサンダー・アルボン&レースエンジニアのジェームズ・アーウィン(ウイリアムズ) ■フランコ・コラピント(ウイリアムズ・レーシング) 決勝=11位(61周/62周) 12番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード レース序盤はトップ10にいたのに、そのままフィニッシュできなくて残念だ。オーバーテイクが難しいサーキットであることを考えれば、(セルジオ・)ペレスを抑え続けてポイント圏内にとどまるのは可能だったと思う。だが、僕らは守れたはずのポジションを守れず、ピットストップが1周遅かったために、ひとつ順位を失った。まあ、それは仕方がないし、勝つも負けるもチームとして共に戦った結果だ。 レース全体を通じてタイヤマネージメントはうまくできた。むしろ、身体的な面が厳しくて、そっちが先に限界を迎えそうだった。総じて言えば11位はまずまずの結果で、ここまで学んできたことを活かせたという点で、とてもポジティブなレースだった。 ■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング) 決勝=DNF(15周/62周) 11番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード 今週末、このクルマならポイントを獲れそうだと思っていただけに、こういう形でレースを終えることになって残念だ。最終的には、パワーユニットのクーリングの問題でリタイアしたが、スタート直後にコース外に押し出されて厳しい状況になっていたから、そこからの挽回は難しかったと思う。 クルマはそれほど速くないのに、結果としてポイントを獲れることもあって、そういう時の満足感はとても大きいけれど、今週末はその反対だった。ものすごく速いクルマを手にして、ポイント圏内を走れるはずと思っていたから、本当に悔しい。あらゆることを見直して、残りのレースに向けてどう改善できるか検討するつもりだ。 [オートスポーツweb 2024年09月24日]