八村塁が9得点4リバウンド、レーカーズが連敗2でストップ…河村勇輝は3点シュートで勝利に貢献
【ロサンゼルス=帯津智昭】米プロバスケットボール協会(NBA)は8日、各地で行われ、レーカーズの八村塁は76ers戦で先発し、32分50秒のプレーで3点シュートを3本決めて9得点、4リバウンドを記録した。チームは116―106で勝ち、連敗を2で止めた。
グリズリーズの河村勇輝はウィザーズ戦に途中出場し、約4分半のプレーでNBAで自身初の3点シュートを決めて3得点、2リバウンドだった。試合は128―104で快勝した。
6日のグリズリーズ戦を体調不良で欠場し、河村との日本人対決は次回に持ち越しとなった八村。2試合ぶりに出場し、3点シュート3本で9得点をマークした。「まだ少し風邪気味なんだけど、(プレーが)できないとかじゃないので」と八村。開始早々に右サイドから決めると、約3分後にも同じような位置から放ち、鮮やかに沈めた。第3クオーターにもう1本を決めたが、「スリーはいいんだけど、やっぱりちょっと、体があまり動けていない」と振り返った。
それでも、チームの連敗が2で止まり、「チームもあまりいい調子でなかったので、僕としても、しっかりとやろうと思っていた。いいところを見せられた」と手応えはあったようだ。
第1クオーター後には、同じロサンゼルスを本拠地とする大リーグ・ドジャースのベッツやフリーマンら5選手がワールドシリーズの優勝トロフィーを手にしてコートに登場。4年ぶりの制覇をレーカーズのファンも祝福した。