友人の家に遊びに行ったら“スマート家電”を使っていました。電気代の節約に効果があると言っていましたが、コストパフォーマンスはよいのでしょうか?
スマート家電はテレビCMなどでも見かける機会が増えたり、実際に知り合いなども利用していたりと身近なものに感じている方もいるでしょう。スマート家電を活用すると節約にもつながることなどを耳にして、利用を検討している方もいるかもしれません。 今回は、スマート家電とはどういったものなのか、電気代の節約効果などは実際どの程度見込めるのかなどについて紹介します。スマート家電が気になっている方は参考にしてください。
スマート家電とは
インターネットにつなげて利用する家電製品のことを、IoT家電・スマート家電と呼びます。外出先でもスマートフォンで操作できるほか、センサーやスケジュール機能を活用し、家電の自動化が可能なものもあるようです。 近年では人工知能(AI)を搭載したモデルもあり、利用状況を学習して最適化することで消費電力を削減し、節電・節約にも効果を発揮しているようです。
スマート家電の種類と導入コスト
代表的なIoT家電の種類は以下の通りです。 ・空調系:エアコン、空気清浄機など ・映像:オーディオ系、テレビ、スピーカーなど ・設備系:照明器具、スマートロック、カーテンなど ・家事系:掃除機、洗濯機など ・調理系:調理鍋、冷蔵庫、オーブンレンジなど これらのほかにも、家庭内の家電・照明などのリモコン機能をスマートフォンやスマートスピーカーに集約できる、スマートリモコンがあります。スマートリモコンは1万円以下で購入できる製品もあるため、導入のハードルは高くないかもしれません。
スマート家電で電気代は節約できるのか
スマート家電には節電機能を期待できる製品があり、上手に活用することで電気料金の節約ができるでしょう。具体的な製品は以下の通りです。 ・スマートプラグ ・スマートセンサー それぞれについて紹介します。 ■スマートプラグ スマートプラグとは、コンセントと家電の間に接続し、対象家電をリモート操作可能にする機器です。インターネットを介してスマートフォンと接続でき、外出先でも電源のオンオフができます。 また、スマートプラグにより外出時にも家電製品の電源を一括停止可能で、消し忘れを予防し節電・節約効果を高められます。 ■スマートセンサー スマートセンサーは、室内の温度や湿度を計測する機器で、空調機器と接続することで設定した温度・湿度をたもてます。必要なタイミングで空調機器を起動させれば、節電・節約効果を得られるでしょう。