鹿児島県 鹿実陸上部が合宿 奄美大島、29日まで
鹿児島市の鹿児島実業高校陸上部(清田友樹監督)の奄美合宿が26日、奄美市の名瀬運動公園陸上競技場を主会場に始まった。部員たちは来年2月の県高校新人駅伝競走大会(南さつま市)優勝に向けて長距離走などの練習に取り組む。合宿は29日まで。 一行は26日、空路で奄美大島入り。合宿には1、2年生とマネージャー計20人とスタッフ3人が参加。奄美の出身者は9人で今回の合宿にも参加している。 奄美合宿は奄美の温暖な気候や練習環境の良さに加えて奄美出身の保護者らから「奄美での合宿を」との依頼があり、部員らの気分転換と奄美出身者9人の帰省も兼ねて実施に至った。 練習初日の26日は地元の保護者らが見守る中、部員たちは同公園内のクロスカントリーコースで60分間走、70分間走の長距離練習や陸上競技場などで各自それぞれの練習メニューに取り組んだ。 同部の清田監督は「新チームになってから初の合宿。部員には強くなるための練習に励んでほしい」と語り、「奄美出身の選手の力も強く、チームを支え力となっている。地元でリフレッシュして、まずは県高校新人駅伝大会優勝を目指したい」と語った。