佐賀の定食店「にしむら」が閉店 29年の営業に幕、ハンバーグ定食が人気
佐賀中心街の「中央マーケット」内にある定食店「にしむら」(佐賀市呉服元町)が12月上旬、閉店した。(佐賀経済新聞) 【写真】定食店「にしむら」で提供していた「ハンバーグ定食」 1995(平成7)年、佐賀市八幡小路の「龍造寺八幡宮」近くにオープンした同店。2005(平成12)年に現在の場所に移転した。店主の西村洋子さんが1人で切り盛りし、人気の「ハンバーグ定食」のほか、「豚しょうが焼き定食」「煮魚定食」などの定食を提供。西村さんの気さくな人柄に、常連客だけでなく初めて来店した客も「親しみやすい店」と人気があった。 近くで施設を運営する常連客によると、西村さんが思うように体を動かせなくなったことから、最近は家族が送迎して時々店を開いていたが、12月上旬までに店の設備などを撤去し、静かに閉店したという。閉店で29年の歴史に幕を閉じた。 X上には閉店を惜しむ声が見られるほか、佐賀の芸人「メガモッツ」の中川どっぺるさんは「おばちゃん今までありがとうと直接言える機会があったらいいなぁ」と書き込んでいる。
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