【ボートレース浜名湖】「元気な姿をこれからも見せたい」西島義則が通算3,000勝を達成!
ボートレース浜名湖のGⅢ「マスターズリーグ第4戦 サッポロビールカップ」は1日に初日を迎えた。前検の追い風から一変して向い風となり、逃げは3本のみとイン受難の1日。他はまくり5本、まくり差し3本、差しが1本とマスターズリーグとは思えない決まり手が並んだ。 【結果】十八番の逃げで西島義則が通算3,000勝! そんな中、西島義則は4Rでインから押し切って、通算3,000勝を達成した。「目立つことが嫌だったので、早く達成したかった。前節は出来そうで出来なかったので、浜名湖の初戦で達成できて良かったです。若い頃は一生懸命走って勝つことだけしか考えてなかったけど、45~50過ぎて周りが見え出してきました。ここまであっという間だった。2013年には脳挫傷とくも膜下出血で4か月の入院も経験。その時はもう辞めようとも考えたけど、妻の応援と奇跡的に緊急手術ができてレースに復帰することができた。半分以上は妻に応援してもらったおかげ。本当に妻には感謝です。これからはとりあえず、一つずつ積み重ねていって、まず岡本義則さんの記録(3,031勝)を目指していこうと思います。まだ気力は40~50代だと思ってる。ファンの皆さんにはいま会うことができないですが、元気な姿をこれからも見せていきたいです」と喜びを語った西島。5R後には大時計前で水神祭も行われた。 初日メインの12R「ドリーム戦」は田頭実が欠場して5艇立てに。重野哲之が大外からまくり、2着は服部幸男、3着には坪井康晴が続いて静岡勢が上位を独占した。重野は前半3Rで2コースまくりを決めていて、唯一の連勝発進。他では秋山広一と服部も2連対の好スタートを決めた。 なお、田頭、北川敏弘、柴田光は途中帰郷となっている。
マクール