【あの人の仕事場から学ぶインテリア / Case01】自らの建築哲学を表現する、色と思考の実験場
「自分が使う空間を自分で設計し、自分で色を塗る。そういう経験を通し、人や素材の寸法、予算内で収める方法を体感してもらいます。多少の失敗は大丈夫ですし、色も少し違うとなれば塗り直せる。ウルトラスタジオが目指すのは伝わる空間であり、大衆性のある空間。色はやはり空間と人をつなぐ存在であり、直感的に感じられる魅力は人々が空間に抱く愛着にもつながります」 彼らは建築的な哲学を深めつつ、それを届ける手段として色を検証し続ける。ワークスペースはその実験場としてこれからも進化していく。
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photo_Masanori Kaneshita text_Yoshinao Yamada