吉野家が2つの新業態 「カレー専門」「から揚げ専門」
吉野家は新業態の「カレー専門店 もう~とりこ」と「から揚げ専門店 でいから」を12月に開業する。開業日と出店場所は、もう~とりこが1日、東京都台東区浅草、でいからが19日、神奈川県横浜市下瀬谷。 【この記事に関する別の画像を見る】 吉野家は培ってきた知見と基盤を活かした新業態の開発に努めており、'23年2月に「牛かるび丼・スンドゥブ専門店 かるびのとりこ」を開業した。これに続く新業態として2つの専門店を開業する。 新業態はいずれも吉野家の食材を一部活用しながら、業態ごとに独自の調理技術を編み出し、吉野家とは異なるアプローチで食材の美味しさを最大限に引き出しているという。活用する吉野家の食材は、かるびのとりこ、もう~とりこが牛肉、でいからが鶏肉。 店内はテーブル席を中心とした設計で、テイクアウト利用も可能。トッピングメニューやサイドメニューも用意する。 ■ カレー専門店 もう~とりこ カレー専門店 もう~とりこでは、吉野家の牛丼に使用する牛肉と玉ねぎを使った「ビーフカレー」「スパイシービーフカレー」「バタービーフカレー」の3種類のルーを展開。ビーフカレーでは、オムレツや野菜など12種類のトッピングカレーを用意する。ビーフカレーの価格は858円。 カレーの注文には、フライドオニオン、食べるラー油、玉ねぎのアチャールなど6種類の副菜から2種類を無料で提供。ごはんの量は基本が300gで、有料で最大1kg(+770円)までの6段階から選べる。ソースの量はごはんの量に合わせて調整され、1kgにした場合、総量は1.5kg以上となる。200gの場合は100円引き。また、ごはんの代わりに“じゃがごはん”を盛り付けた「じゃがごはんビーフカレー」も用意する。 店内には、席の上にスマホを置く棚が設置された写真撮影をしやすい席や、インバウンドの旅行者が多い街であることからスーツケース置き場も設けている。 店舗名は「もう~とりこ 浅草中央店」。住所は東京都台東区浅草2-10-13、営業時間は10時~22時、席数は40席。 ■ からあげ専門店 でいから からあげ専門店 でいからでは、吉野家のから揚げの鶏肉を使用した「カリカリから揚げ」を中心に、「一番ダレ」「おろしポン酢」「マヨガーリック」「タルタルソース」「辛甘醤油」「ねぎ辛甘醤油」「ニンニクから揚げ」の7種類のフレーバーメニューを提供する。カリカリから揚げの価格は1個165円、でいから定食は792円。 から揚げと相性の良いパートナー商品として、「おにぎり」と「彩り小鉢」を用意。おにぎりは「炙り鯖」「柚子香る鮭マヨネーズ」「ツナマヨ昆布」「鯖と大葉のあっさりおにぎり」や、変わり種として「から揚げ専用のおにぎり」「悪魔のおにぎり」など10種類を取りそろえる。彩り小鉢は「ブロッコリーおかか胡麻和え」「味噌たたききゅうり」「大根の酢漬け」など9種類。 おにぎり2個とカリカリから揚げ1個、スープをセットにした「おにカラセット」や、各種から揚げとご飯、スープをセットにした「定食」も提供。子供向けセットメニューや、テイクアウト限定商品「から揚げパック 24個パック」も展開する。 店舗名は「でいから 環状4号線下瀬谷店」。住所は神奈川県横浜市瀬谷区下瀬谷2-18-17、営業時間は4時~翌日1時、席数は30席。駐車場も用意しており、ドライブスルーに対応。
Impress Watch,加藤綾