【麹の食文化】「伝統的な酒造り」、2024年登録決定 : 日本のユネスコ無形文化遺産一覧
山・鉾・屋台行事 / 2016年登録
「京都祇園祭の山鉾行事」「博多祇園山笠行事」など山車(だし)の巡行を中心に据えた18府県33件の祭りで構成。山車を依り代(よりしろ)にして神霊を迎え、地域の安泰や厄除け、豊作などを祈願する。
和紙:日本の手漉(てすき)和紙技術 / 2014年登録
埼玉県小川町と東秩父村の「細川紙」、岐阜県美濃市の「本美濃紙」、島根県浜田市の「石州半紙」の3件。8世紀からの伝統的工芸技術で、原料に楮(こうぞ)を用いるなど古来の製法を守り続けている。
和食 : 日本人の伝統的な食文化 / 2013年登録
正月や田植、収穫祭のような年中行事と密接に関係し、自然を尊重する日本人の精神を体現した社会的慣習。新鮮で多様な食材や自然の美しさを表した盛り付け、優れた栄養バランスが特徴。
那智の田楽 和歌山県那智勝浦町 / 2012年登録
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の1つである熊野那智大社の例大祭「那智の火祭り」(毎年7月14日)で奉納される神事芸能。600年以上の歴史がある。
壬生の花田植(みぶのはなたうえ) 広島県北広島町 / 2011年登録
豊作を祈願して毎年6月の第1日曜日に行われる。美しい鞍をつけた飾り牛が代掻きをし、早乙女が横一列になって田植えをする。
佐陀神能(さだしんのう) 島根県松江市鹿島町 / 2011年登録
佐太神社の御蓙替祭(毎年9月25日)で奉納される神事舞。全国各地の神楽に影響を与えたとされる。
結城紬(ゆうきつむぎ) 栃木県・茨城県 / 2010年登録
古くから養蚕業が盛んだった茨城県結城市、栃木県小山市を中心とする地域で製織されてきた絹織物。奈良時代には朝廷に納められていた。
組踊 沖縄県 / 2010年登録
琉球王国の時代、中国皇帝から派遣される使節を歓待するためなどに演じられた。国立劇場おきなわ(浦添市)を伝承・公開の拠点とする。
雅楽 / 2009年登録
日本古来の歌舞と中国大陸や朝鮮半島からもたらされた歌舞とを融合させた声楽曲。宮中を中心に伝承され、宮中の儀式、饗宴などで演奏される。
小千谷縮(おぢやちぢみ)・越後上布(えちごじょうふ) 新潟県魚沼地方 / 2009年登録
新潟県魚沼地方で作られている苧麻(ちょま)を原料とする上質な麻織物。江戸時代には幕府にも上納されていた。
奥能登のあえのこと 石川県珠洲市、輪島市など / 2009年登録
耕作前の2月は豊作を祈り、収穫後の12月は収穫に感謝する田の神をまつる祭祀。目に見えない田の神があたかもそこに実在するかのようにふるまう。