ランボルギーニの新型スーパーカー「テメラリオ」登場
進化したインテリア
ボディサイズは、全長が4706mm、全幅が1996mm、全高が1201mm。乾燥重量は、1690kgに抑えられた。結果、パワーウエイトレシオは1.84kg/psだ。 エクステリアのうち、フロントまわりでは新しい六角形のデイタイムランニングライトが目をひく。さらにサイドエアインテークやテールライト、エキゾーストパイプなども六角形をモチーフとしたデザインを採用した。シャープな形状のサイドスカートは、ダウンフォースを増加させる。キャビン背後に搭載したエンジンは、透明なフードによって車外からも見える。 インテリアは、カーボンファイバーとレザー、「Dinamica Suede」と呼ぶ人工皮革を組み合わせて、各所に使う。エンジンスタート/ストップボタンは航空機からインスピレーションを得たデザインになっている。エクステリア同様、インテリアも六角形とモチーフとしたデザインを採用、エアアウトレットなどに取り入れた。 センターコンソールには新しい8.4インチのセンターディスプレイを採用。スマートフォンのような使い勝手を実現した。メーターは、12.3インチのフルデジタルを装備。助手席側にも9.1インチのスクリーンを設置した。 日常の利便性も向上。フロントのリフトアップシステムに加え、キャビンのヘッドルームやレッグルームも拡大。ヘルメット着用時でも身長200cmまで対応する。フロントのボンネット下には112リッターの収納スペースを用意した。 新型テメラリオの日本仕様については、今後明かされる。
文と編集・稲垣邦康(GQ)