カブス・鈴木誠也、連日の2四球でマルチ出塁 MLBキャリア初のシーズン10盗塁マーク
● カブス 0-3 ダイヤモンドバックス ○ <現地時間7月20日 リグリー・フィールド> シカゴ・カブスが2連敗で後半戦最初のカードに負け越し。鈴木誠也外野手(29)は「3番・右翼手」でフル出場し、自己最多となるシーズン10個目の盗塁を記録した。 ダイヤモンドバックス先発はエース右腕のゲーレン。初回の第1打席はカウント1-2から変化球を3球続けて見送り四球。3回裏の第2打席はストレートの四球を選んで出塁すると、次打者イアン・ハップへの5球目で今季10個目の盗塁に成功。昨季ナ・リーグで盗塁阻止率1位を記録したダイヤモンドバックス正捕手のモレノから二塁を陥れるも、得点には繋がらなかった。 カブスは5回表、ここまで1安打に抑えていた先発カイル・ヘンドリックスが2本塁打を被弾。3点を追う5回裏には無死二、三塁の好機を作るも、鈴木とハップが連続三振に倒れるなど無得点。6回以降は相手リリーフ陣に対してわずか1安打と封じ込まれ、完封負けを喫した。 この試合の鈴木は2打数無安打、2四球、2三振、1盗塁という内容。MLB3年目にして初、NPB時代を含めると25盗塁を記録した2019年以来となるシーズン2桁盗塁をマーク。今季成績は打率.265、OPS.807となっている。
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