錦鯉が「トランスフォーマー/ONE」に吹替出演、テンション爆上がりでドッキリ疑う
映画「トランスフォーマー/ONE」の日本語吹替版に、錦鯉の長谷川雅紀と渡辺隆がコンビで参加していることがわかった。 【動画】錦鯉が吹替出演した「トランスフォーマー/ONE」予告編 同作は、若き日のオプティマスプライムとメガトロンを描く“リアルCGムービー”。ジョシュ・クーリーが監督を務め、吹替版には吉岡里帆のほか中村悠一、木村昴、木村良平、玄田哲章、諏訪部順一、柚木涼香、稲田徹、佐藤せつじ、山本格、星野貴紀、杉田智和が参加した。 幼少期から「トランスフォーマー」のファンだという2人はデコボコ警備員で出演。長谷川は「テンション爆上がりでしたね」とオファー時を回想し、渡辺は「小学校の頃の僕に伝えたいです。『トランスフォーマー』の声優をやったと。こんなに素晴らしいことはないんですけど、まだちょっとドッキリを疑っているところはありますね」とコメントした。 さらに、本作が初の洋画吹替出演となる渡辺は「見た目は警備員なので、もう役作りは数年前から出来ていました」と胸を張る。2人同時に臨んだアフレコについて、長谷川は「漫才をやっているような感じでもあり、掛け合いというか、そういう部分では上手くできたかなとは思います」と振り返った。なおYouTubeで公開されている日本語吹替版予告では、渡辺演じる警備員の「ぶん殴ればわかんのか?」というセリフが確認できる。 「トランスフォーマー/ONE」は9月20日より全国ロードショー。 ■ 錦鯉(長谷川雅紀・渡辺隆)コメント □ オファーを受けたときの印象 長谷川:テンション爆上がりでしたね。子供の頃から観ていましたので。それがこの年月を経て、まさか声をやらないかという(オファーがあるとは)。 渡辺:世界的に有名な作品ですものね。ほんとに僕も子供の頃から観ていましたから。小学生の頃の僕に伝えたいです。「『トランスフォーマー』の声優をやった」と。こんなに素晴らしいことはないのですが、まだちょっとドッキリを疑っているところはありますね。そろそろこの辺からトランスフォーマーが出てきて拉致されるんじゃないかとね。 長谷川:ドッキリの看板を持って。 渡辺:その辺もまだちょっと疑ってますけどね。 長谷川:やはりですね、親子二代にwたって観ているじゃないですか。僕は、僕の友達の子供が親子二代で観ているから、早く自慢したいです。 □ 「トランスフォーマー」シリーズの印象 長谷川:ロボット、乗り物、変形。男の子が大好きな物が1つになっていて、もう夢中の夢中の、大夢中ですよ! はっきり言って。 渡辺:いまだに言うもんね、変形したいってね。 長谷川:そうですよ! トランスフォーマーの影響で変形したい願望が未だにあるので。 渡辺:やっぱりあれが凄いですよね、ロボットだけの世界っていうのが。やっぱり俺も変形したいな。コンボイ好きになったもん。大人になったら絶対コンボイ買おうって思ったし。家にある車がどういう風に変形するかなって考えたりもしてましたしね。 長谷川:あー! 分かる! 渡辺:してたよね? 長谷川:自分で勝手に、イメージするんだよね? 渡辺:そうそう。 □ 吹替シナリオ台本を読んだ感想 長谷川:一言二言ぐらいかなと思っていたんですよ。でも、いっぱいあったので、感激でしたね。ただね、僕は「トランスフォーム!!」出来ると思っていたんですよ。でも、それは無かったですね。 渡辺:がっかりするなよ! トランスフォーム出来るかもって(思ってた)? 長谷川:出来ると思ったよそりゃ! だから、もう僕は吹替をやっている時にアドリブで、「トランスフォーム!!」って言おうとした。 渡辺:(トランスフォーム)しないんだから。しないのに言っちゃダメなんだから。 長谷川:思わず僕は、言いそうになった。したくてしたくて! 渡辺:いやーでも素晴らしかったですよね。台本も。なるほど、今まで我々が観てきたものの、これが起源なんだというのが分かりましたし。まさか、友情がこういう風に決別するのかというのも分かりましたしね。これは素晴らしい作品だと思います。 長谷川:はい、夢中になって読みましたよ僕。 渡辺:まだ観た事の無い人はこれを観てからあとの作品を観るのもむちゃくちゃ良いのかもしれない。 □ (渡辺隆に)初となる洋画作品の吹替収録に向けて意識したこと 渡辺:やっぱり今回の役が、警備員ということで。僕見た目は警備員なので、もう役作りは数年前から出来ていました。 □ 洋画作品の吹替経験がある長谷川から渡辺にアドバイスはあったか 長谷川:特にアドバイスすることは無かったですね。良かったですねー、もう数年前から出来上がっていたというのは知らなかったですけど。 渡辺:警備員って適役だなと。選んでくれた方がよくぞ見つけてくれたという思いがありますね。 長谷川:まあハマり役といっても過言ではないです。 □ (長谷川雅紀に)アフレコの先輩として渡辺の吹替はどうだったか 長谷川:僕はもうはっきり言って先輩なので、僕よりはやっぱり劣るだろうと思っていたんですけど、意外と僕の方が色々言われたりとかして、上手く出来なかったので、最初思っていたのとは違いましたね。それがちょっと残念ですね。もうちょっと先輩ぶって偉そうにしたかったんですけど。何年前からか役作りしていた甲斐があってちょっと上手かったですね。 □ 渡辺から見てアフレコの先輩である長谷川の吹替はどうだったか 渡辺:そうですね、雅紀さんを見ておけば、やり方の勝手とか分かるかなと思って見ていたんですけれども、全く分からなかったですね。全然。もう本の持ち方も全然違ったもんね。 長谷川:あとね、あれが分からなかった、数字が! 渡辺:(モニターに)時間のね、自分のタイムがね。教えてたもんね、俺が。「今!」っつってね。 長谷川:画面見て数字も見て台本も見てっていうのがなんていうんですか、それが上手く出来なかったですね。 渡辺:あれ凄かったですね。すごいよね声優の方たちは。画面も見て動きも見て。あれはやっぱり難しい、凄い技術だなと思いました。 長谷川:難しかったですね。 □ 実際に吹替の収録をしてどうだったか 長谷川:僕は自分の肺活量の無さに驚愕しましたね。一つの短い文章でも一気に言えない、途中で息を吸わないと持たないという、ちょっと鍛えなきゃいけないなと思いましたね。老いを感じたというか。 渡辺:そうね。ちょっとの役で出させていただきましたけれども、やってる途中でもっとやりたいなって思いが出てきましたよね。もっと台詞言いたいっていう気持ちが。 長谷川:分かる! 最初一言二言でも満足かなと思いきや、それ以上にあったのに、更に欲が出てきて。 渡辺:やっぱさ、すげえ有名な作品じゃん。めちゃくちゃ緊張して入ったけど、以外とやり方がこんなアットホームなんだっていうのがありましたね。すごく楽しかったです。 長谷川:確かに緊張しました。 □ 2人同時の吹替収録についての印象 長谷川:なんでしょうね、漫才をやっているような感じでもあり、掛け合いというわけではないですけどもね。そういう部分では上手くできたかなとは思います。 渡辺:そうですね、やってみた感じですと、まだやっぱり雅紀さんはアルファベットとカタカナに弱いなっていうところがありますね。この先もっと頑張っていこう! 覚えている最中ですからね。 長谷川:そうですね、勉強中ですからね。ひらがなは得意なんですけれども。 渡辺:そうですね、ひらがなはね。 □ これまで互いに解散を意識するほどにどうしても許せないことはあったか。また、その危機をどのように乗り越えたか 長谷川:僕は無いんですよ。彼に対して。ただ、彼は僕に何度かあると思いますよ。心当たりがあるというか。 渡辺:なるほどね。ありますよ僕は。やっぱり楽屋が毎回一緒なんですよ、絶対に。楽屋に入った時、もう入った瞬間に、楽屋がめちゃくちゃ臭かった時があって。(長谷川に)「おならした?」って聞いたら、「した。」って言ったんですよ。それがもうおならどころの匂いじゃないんですよね。それを密室にして普通の顔をしているから、コンビを続けていくとこの匂いを定期的に嗅がなきゃいけないのかなと思って。ちょっとやだなと思いながら、「ちょっと窓開けろよ! 開けろよ!」って結構大きめの声で言っていたら、隣の楽屋に居たナダルが、「兄さん喧嘩しないでください!」って止めに来て。そうだよな、おならごときで喧嘩する必要ないよなって思って、ナダルに助けられましたね。 長谷川:あの時ナダルが居なかったら、解散したかもしれないっていうね! 渡辺:解散していたかもしれない、臭すぎて。はい。 長谷川:そんな理由で解散だなんて前代未聞ですよ。しかもナダルが救世主っていうね(笑)素晴らしいですね。 □ 「トランスフォーマー」のファンにメッセージ 長谷川:親子二代で楽しめます。今回初めて観る方も過去作を遡って夢中になって観れると思うので是非みてください! 渡辺:本当にこれさえ観れば“トランスフォーマー”ってそういうことだったんだ! っていう気づきがあると思うので。これが“トランスフォーマー”の起源ですから。 長谷川:そう! オリジンなので、是非! 渡辺:そして何故…ヒーローとヴィランに別れたのか…友情決別の理由も分かりますので。期待をして観てください。よろしくお願いします! 長谷川:是非、劇場まで来てください! 渡辺:来てください! (c)2024 PARAMOUNT ANIMATION. A DIVISION OF PARAMOUNT PICTURES HASBRO. TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. (c)2024 HASBRO