大阪市・松井市長が定例会見11月18日(全文2)一番重要なのは基本政策が一致するかどうか
市民感覚としてどうなのか
松本:私の感覚っておっしゃったんですけど、私自身はその報酬カットとか、身を切るっていうことが必ずしも市民とか市政のためになるというふうにはあまり思ってないですけど。 松井:だからそれは松本さんの感覚じゃないですか。 松本:そうそう。ただ、情報公開請求された方がいらっしゃるように、有権者の感覚、常識、市民感覚というところで言うと、どうなのかと。リモートやあれでやっているっていうけれども、文書に残ったものはないよねっていうような指摘があるという。その辺について、どういうふうにご説明をされるのかなっていうのが伺いたかったというところなので。 松井:だから今説明したとおりです。市長としての仕事はやっているし、最終的には市民の皆さん、これ、知事時代からも同じような形で仕事してきましたので、だからそこで判断をいただきたい。それは最後は選挙という形で判断されるわけでしょう。 松本:結果を見て、選挙で判断をしてくれたらいいという、そういうことですね。 松井:そうです。だから、それが僕は民意だと思っています。 松本:分かりました。ありがとうございます。
国民民主党との共同推薦はあり得るか
朝日放送テレビ:すみません、ABCの木原です。来年の参院選について伺いたいんですけど、衆院選の勢いを見てると、大阪の3人擁立とか、兵庫の2人擁立という声も聞きますけれども、代表としてはどう。 松井:それは木原さんが言うてるだけで。 朝日放送テレビ:いや、僕は言ってない。 松井:いやいや、大阪の3人なんて誰が言ったんですか。兵庫2人なんて。 朝日放送テレビ:あり得ない? 松井:あり得ないよ、そんなの。だってそれは、なんて言うのかな、机上の空論じゃない。今、票を割り振った中での。あくまで選挙というのはリアルな中でやっていくわけだから、もう大阪の3人目、木原さんやるんなら個人的には応援するけど。3人目。そんなのまさに机上の空論だと思います。 朝日放送テレビ:それ以外の選挙区で、維新の単独公認にこだわるかどうかお伺いしたいんですけども、例えばですけれども、国民民主党との共同推薦みたいなことはあり得るでしょうか。京都選挙区などは、そうすれば議席獲得の可能性が非常に高まると思いますけれども。 松井:今まで国政選挙をやる中で、地方政党の推薦、相互推薦をやってきました。例えば北海道、鈴木宗男さん、今も地方政党大地の代表だから。だから北海道においては維新の会、それから地域政党大地の推薦。それから河村さんも減税という地方政党、地域政党を持っていたので、愛知においては維新の会公認、減税推薦という形を取ってきました。 その形を取る中で一番重要なのは、基本政策が一致するかどうかということにこだわって推薦いただいてきた。河村さんは当時、これ今回の選挙じゃないけど、前回17年の総選挙のときかな。減税すごくこだわったけど、もう減税の旗は当時は降ろしていただきました。それで身を切る改革という部分で一致して、河村さんの減税という旗は降ろしていただいた中で推薦いただいた。 だから今回、国政政党同士の話ですから、全てそういう基本政策が合うかどうかってまだそんな話し合いもしてませんけども、他の政党との相互推薦というのはこれまでも、地方政党といえども、政党は政党ですから、あったことは事実です。でも、これから先については、これはもう基本政策が、国政政党同士やっぱり基本政策ががっちり合わないと、そういうことをやると、僕が立憲と共産の野合・談合の選挙互助会批判をした一番の中心人物なんだから、そういう政策合わない形での野合・談合的な選挙互助会はやるつもりはありません。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見11月18日 全文3に続く