大阪市・松井市長が定例会見11月18日(全文3完)身を切る改革と改憲への賛同は当然必要
大阪市の松井一郎市長は18日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市の松井一郎市長が定例会見(2021年11月18日)」に対応しております。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例会見(2021年11月18日) ◇ ◇
政策が一致するなら共同推薦もあり得る?
朝日放送テレビ:今の流れを見ていると国民民主党とは政策が次々と一致していっていると思いますけれども。 松井:それは国民民主党さん、急に政策を合わせるような形になってきただけじゃない? だからまさに、でも政策実現するためには数っていうのが要るわけですから、だからそれも含めてこれから参議院までにやっぱりしっかりとどこまで協議がまとまるかというところだと思います。 朝日放送テレビ:政策が一致するんであれば共同推薦もあり得るということですか。 松井:まあそういうこともあるんでしょう。2017年に希望の党ができたときに、もう朝日新聞、毎日新聞、みんな、ABCも言ってたじゃない。小池さんが排除すること自体がおかしいっていうて。あれは排除じゃなくて、言えば、政策合わない人は入らないでという、そういう話だったと思います。われわれは政策が合わない人とは組みませんけども、合う場合はやっぱり戦略というのは、なんて言うかな、広げていきたいと、そう思っています。
絶対に一致すべき基本政策は
朝日放送テレビ:100%一致は難しいと思うんですが、ここだけは絶対に合わせなきゃいけないというのはどの部分ですか。 松井:それはもう何度も言っているように松沢さんが入ってきていただいたときに身を切る改革と、そして憲法改正についてはやっぱり国民の選ぶ権利があるわけですから、発議まではしっかりと、発議までは速やかに憲法審査会で議論をして進めていこうと。それで憲法改正条項についてはわれわれも条文を作っていますから、これについては賛同していただくというのはもう当然です。 ただ、だから何度も言うように自民党でも幅あるんだから。でも自民党も、自民党は憲法改正が党是だけど、そこでもちょっと幅あるように僕は見えるけど、一応あれは党是として全員が了承している話なので、やっぱり自民党と対峙していこうと思えば、自民党程度の幅は許容範囲だと思います。共産党と立憲はまったく許容範囲を超えた野合・談合してたんでね。だって外交防衛でまったく違うというのはあり得ない話ですから。 だからやっぱりそこはわれわれも好き嫌いというか排除というものじゃなくて、自民党と切磋琢磨する。僕はやっぱり自民党をぴりっとさせるためにも、力の持っているまともな野党が必要だと思うので、僕はもう、そこまでは僕は政治家としていないけど、そういうきっかけづくりぐらいは、あと1年半の間にやりたいなと思います。 朝日放送テレビ:今のお話を伺っていると国民民主党とであれば十分、許容範囲なのかなというふうに受け取れましたけど。 松井:だって、がらっと変わったこと、今までとは違う形で立憲、共産との野党会議には出席しないって急に言い出してるし。向こうが立ち位置、われわれにすごく合うような立ち位置をしてきているわけで、そこで排除すると結局、小池さんの排除したときと同様な、なんで今度、逆に、考え方を合わせてるのに排除するんだっていう話になるでしょ。 朝日放送テレビ:つまり結論としては単独公認にはこだわらないということですね。 松井:いや、だからこだわってるけど、考え方が一致するので応援したいという人を排除しないということです。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。 松井:だからもう地方選挙では、例えば兵庫県の選挙でも自民党と、あれは自民党が分裂してたけど党本部としては一緒に推薦してたんですよ。考え方、兵庫県の政策として合ったから。