大阪市・松井市長が定例会見11月18日(全文2)一番重要なのは基本政策が一致するかどうか
公的な集団接種会場を設ける必要はないのか
NHK:すみません、NHK、西澤です。今のワクチンでことさらファイザーとモデルナを厳密に分ける必要がないとおっしゃられていましたけれども、今まで考え方として、医療機関ではファイザーを打って、混ざらないようにっていう意味でもモデルナをきちんと会場を設けようっていう検討の仕方をされてきたと思うんですけれども、そうすると公的な集団接種会場を設ける必要はないとか、その辺りのお考えっていうのはあるでしょうか。 松井:やっぱり個別接種の、かかりつけ医がいらっしゃらない方もいらっしゃるんで、特に若い人は。その方々は各医療機関が接種の時間帯以外の時間帯がちょっと時間空くときもあるわけですから、だから集団接種会場はやはりよりスムーズにワクチン接種するためには僕は必要だと思ってます。 司会:次の質問をお受けします。時事通信さん。
交通バリアフリー化事業が進まなかった原因は
時事通信:時事通信の【ヤマナカ 00:27:46】と申します。バリアフリーのお取り組みに関して伺います。大阪市では2006年までに交通バリアフリー基本構想というものを、梅田ナンバー含めて市内25地区で策定されています。その構想は2010年を整備目標としていたんですけれども、21年現在で事業が全部終わってないということになっています。 この間、この事業が進んでこなかった原因と、万博控えて市内のバリアフリーにどういうふうに取り組んでいかれるのか、お考えをお聞かせください。 松井:ちょっと待ってね、それ。2010年やから、われわれがこれ、知事、市長として大阪全体のまちづくりに関与する以前の話なんで、それはまた建設局のほうから答えさせます。バリアフリーっていう形でインフラを改修、改善するためにも、これはもう全ての工事に、そういうことにも言えることですけど、やっぱり関係者間の協議が少しまとまっていないとか、そういうところがあるのかなとは想像はできますけど、ちょっと明確なところの理由が今、僕、ここで分からないんで、建設局のほうからまたちょっと伝えといて。 時事通信:すみません、その見直しの中でオリ・パラの会場整備でもそうだったんですけれども、障害当事者を交えて、高齢者なんかも交えて当事者参画っていうのが1つキーワードになっていて、国も原則で位置付けているようなんですけれども、今後その見直しの中で障害者、高齢者交えて一緒に見直しをしていこうという、そこら辺のお考えはありますか。 松井:もちろんバリアフリーにするための施設改善ですから、設備改善ですから、それはもう高齢者、また障害者の皆さんのご意見を聞くのは当然だと思ってるし、今までの大阪市行政においても障害者、高齢者、例えばきのうも話してた高齢者のスポーツ施設のやり替え、建て替え、これについてもそういう高齢者団体の皆さん方、意見を聞きながらやってますんでね。これはもう当然そういうふうな形をこれまでも取ってきたし、これからもそういう形で実際に利用になられる方のニーズに合った形でハード整備、それからハードの改善、改修をしていきたいと思ってます。