大阪・松井市長 オリックスの「バーチャル御堂筋パレード」実施発表 12月の本拠地ファン感謝イベントで
大阪府の吉村洋文知事と出席へ
大阪市の松井一郎市長は18日午後、大阪市役所で定例記者会見を開いた。プロ野球「オリックス・バファローズ」のパ・リーグ優勝を受け、12月4日に京セラドーム大阪で行われるオリックスのファン感謝イベント「Bs Fan-Festa 2021 supported by CRTM」で「バーチャル御堂筋パレードin京セラドーム大阪」が行われ、そこに松井市長や大阪府の吉村洋文知事も出席し「明るい話題で大きな力を与えてくれたみなさんと一緒に盛り上がっていきたい」と述べた。 【映像】大阪市の松井一郎市長が定例会見(2021年11月18日)
コロナ感染拡大防止のため御堂筋での実施は断念
松井市長は過去にも、オリックスに対し「優勝パレードを念頭に御堂筋を空けて待っている」と発言しており、今回の優勝時にはそれが実現するか注目をあび、10月の定例会見でも御堂筋パレードを行うか報道陣から質問がとんでいた。 松井市長は18日に行われた会見で、大阪府やオリックスとこれまでに協議を行った結果、御堂筋パレードについては新型コロナウイルス感染拡大防止のため実施を断念となった。 しかし、12月4日のファン感謝イベントに松井市長と吉村知事が出席。そのイベントのオープニングで「バーチャル御堂筋パレード」を行う運びとなった。 また、今年の東京オリンピック野球日本代表で活躍した同チームの吉田正尚、山本由伸両選手の表彰を行うことも発表した。
イチョウ並木を連想させるような演出も
松井市長は会見で「バーチャル御堂筋パレードでオリックスが様々な企画を行い、イチョウ並木を連想させるような演出や、実際に御堂筋をみているような雰囲気を作れるようにして感謝イベントを盛り上げていくようだ」と話していた。 また、これから日本シリーズに挑む選手に対しては「近鉄さんは20年前に日本一になれなかったし、長い時間(大阪のチームが日本一に)なってないわけで。メダリストが2人いるし、いい意味で開幕の予想を大きく裏切ってくれたんで、ヤクルトを飲み干してもらいたいと思います」とエールを送っていた。