大阪府・吉村知事が定例会見6月23日(全文2)簡単に申請・取得できる制度にしたくない
見回り隊はいつまでに全店回れるようにしたいか
読売テレビ:飲食店に取材をすると、7月の11日までに見回り隊が本当に来るのかと。じゃあ11日ぎりぎりに見回り隊が来てしまうのではないか、それでそのあとにゴールドステッカーが発行で、訪れる人に対してゴールドステッカーで安心感、あまり与えられる期間が少ないんじゃないかというような声もありまして、そこに関しては知事、なんか例えばいつまでに見回り隊、頑張って回れるようにしたいとか、そういう思いってありますか。 吉村:まず見回り隊、ちょっと整理しておかなきゃいけないのが、800名の見回り隊については、ゴールドステッカーの申請があって、そして日程調整をして、調査に行く、そして最後発行する。そことは別のルートになります。ですので、まずこの800名の見回り隊というのは7月11日までの間に、しっかり、まん延防止期間中、感染対策を取っていただきたいということと、いろんな要請もお願いしているので、お酒を出しているかとか出してないかとか、そういったことも確認をさせてもらいたいというふうに思っています。 なので、ここは審査とは直接、審査そのものではないということはご理解をいただけたらと思っています。もちろん訪問したときにお酒の提供をされているかどうかを確認します。お酒の提供がされているということが確認できたときには、このステッカーを取得しているか、あるいは申請しているかということの確認もいたします。もう申請済みだということであれば、時間であったり2人の場合のみに限っているかどうかも確認させていただくということになって進んでいくわけですけれども、もしゴールドステッカーを申請されていないということであればチェックシートもお渡しして、いろんな対策についてもお話もさせていただきたいというふうに思っています。
7月11日までに全7万店の見回りを終えようと思う
それはあくまでも見回り隊の話なんですけれども、申請をいただいた場合には、これは申請者の皆さんから、見回りに来てもらいたいというのは、見回りというのは、ゴールドステッカーの発行の審査に、この日にやりましょうというのを、日程調整をすることになります。ここについてはネット上で希望日を挙げていただいて、こちらから調整をさせていただいて、調整した上で行くというのが、いわゆるゴールドステッカーの認証の審査としての現地確認です。これは、示し合わせていくことになります。 この800人の見回りというのも、ランダムに行きますから、ちょっとまったくルートが全然違うんだということはご理解をいただきたいと思います。その上で7月11日までに、合計の7万店舗、全て見回りは終えようと思っています。 審査のほうについては7月11日に全て終わるかどうかというのは、これは分かりません。やはり申請が、書類がばしっと整っているところから順に審査に行きますから、早ければもうあすから行きますけれども。今でも1万6000店舗の申請あるので、そこはずれる可能性があります。ただ、ずれたとしてもお酒の提供ということに関しては、もう申請済みで出してくださいというふうに言っていますので、そこはそれで、タイムラグとしての不平等感はできるだけ回避できるように、今回制度設計をしました。 ただ、ゴールドステッカーが貼り出されていないと、貼り出されている店と、貼り出されない店があるとちょっと不平等感があるんじゃないかということについては、できるだけ早く審査をして穴を埋めていきたいとは思っていますが、お酒も出すかどうかはもう申請済みかどうかで判断しますので、そこはなかなか100%完璧とはいきませんけれども、われわれとしてもできるだけ早く審査をするとともに、ぜひ対策を取っていただいて、その上で申請をお願いしたいと思います。対策を取らずに申請だけされると、虚偽申請されるということはないようにお願いしたいと思います。 司会:それでは他社の方。では後ろの。