岩手、オーナー兼社長を務める秋田豊氏の今季限りでの退任を発表
いわてグルージャ盛岡は30日、株式会社いわてアスリートクラブの代表取締役オーナー兼代表取締役社長を務める秋田豊氏が2024シーズンをもって退任することを発表した。 現在54歳の秋田氏は、現役時代に鹿島アントラーズや名古屋グランパス、京都サンガF.C.で活躍。日本代表では通算45試合に出場した。引退後、京都でコーチと監督、東京ヴェルディでコーチ、FC町田ゼルビアで監督を歴任。2020年に岩手のトップチーム監督に就任した。2021シーズンの明治安田生命J3リーグを2位で終えてクラブ史上初のJ2リーグに導いたが、翌年は22チーム中最下位で終わり、1年での降格が決定。同シーズン限りで監督を退任し、2022年10月から代表取締役オーナー兼代表取締役社長を務めていた。 岩手は2023シーズンをJ3で10位で終えると、今季はここまで30試合終了時点で5勝6分け19敗でJ3最下位に低迷。JFL(日本フットボールリーグ)への降格危機に瀕しているなか、秋田氏が退任することが明らかになった。なお、2025シーズン以降のクラブ体制や秋田氏からの挨拶は後日発表されることになるという。 秋田氏が株式会社いわてアスリートクラブの代表取締役オーナー兼代表取締役社長を退任することを受け、岩田はクラブ公式サイトで「2024シーズンも残り8試合となりましたが、昨日の勝利の勢いをそのままに最後の最後まで全力で闘ってまいります。引き続きいわてグルージャ盛岡への変わらぬご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます」と声明を発表している。
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