どんな料理にも合う! 父に教わったギリシャ伝統の「ローストポテト」を作ってみた(海外)
レモンを絞ろう
レモンの風味が好きなら、1個分と言わず量を増やしてもいい。
レモン汁をじゃがいもにかけて…
下準備はあともう少し!
味付けも忘れずに
塩、胡椒、オレガノを全体に振りかけよう。
最後にバターを散らせて…
バターは薄くスライスして、散らすといいと父は話している。
オーブンへ!
父はいつも、我が家のオーブンを「コンベクション・ロースト」に設定して、約180度で1時間半ほど焼いている。この焼き時間と設定温度は、ローストチキンを同時に焼きたい時にも使える。 「コンベクション・ロースト」の設定がない場合は、筆者が実際に試してみたところ、焼き上がりまでに約2時間15分かかった。 「コンベクション・ロースト」で焼く場合、父は焼き始めてから1時間くらい経ったところで、一度裏返すよう勧めている。表面が焦げるのを防ぐためだ。 通常の設定で焼く場合は、裏返す必要はない。じゃがいもが焼けて、キッチンがいい香りに包まれるのを待つだけだ。
じゃがいもは30分毎にチェックしよう
ちょっとパサついていたら、耐熱皿に水を追加するといいそうだ。
カリっとした黄金色に仕上がったらオーブンから取り出そう
このローストポテトは事前に作っておいて、食べる直前に温め直してもいい。170度のオーブンで数分温め直すよう父はアドバイスしている。
好みに合わせてレモンとオレガノをもう少し振ってもいい… 完成だ!
筆者はこれまでさまざまなじゃがいも料理に挑戦してきたけれど、自分が食べて育ったこのローストポテトに勝るものはない。 皿に盛れば、見た目も美しく、味も素晴らしい。ものすごく風味が良い。シンプルな味付けが深みを加え、レモンが全体を華やかに仕上げてくれる。 外はカリッとしてい、中はホクホクだ。レシピの簡単さと確実さも見逃せない。 夕食会で父のローストポテトを出したら、みんなおかわりをしてくれた。親友のナウシーンは今まで食べたじゃがいもの中で一番美味しいと言ってくれた。
父が作るローストポテトは、家族での食事や大人数での夕食会にも、ギリシャの味を楽しみたい時や満足感の高い炭水化物が欲しい時にもぴったりの一品だ
筆者が覚えている限り、父はこのローストポテトを昔からずっと作ってきたし、父もこのローストポテトとともに育ったという。 「わたしたちはずっと、チキンと一緒にこのローストポテトを食べてきた。ギリシャでは伝統的な日曜日の料理なんだよ」と父は教えてくれた。 ホリデーシーズンであれ、食卓を囲むちょっとした食事会であれ、ローストポテトは多くの人に故郷を思い出させる。だからこそ、このレシピが家族や友人と集まるきっかけになることを願っている。
Anneta Konstantinides