どんな料理にも合う! 父に教わったギリシャ伝統の「ローストポテト」を作ってみた(海外)
筆者の父は、ギリシャ風のローストポテトを昔から作り続けている。 レモンとオレガノで味付けすることで、古典的なギリシャ料理に美味しい"ひねり"を加えている。 【全画像をみる】どんな料理にも合う! 父に教わったギリシャ伝統の「ローストポテト」を作ってみた 父のレシピはすごく簡単だ。そして、父が作るローストポテトは夕食会でいつも大人気だ。 筆者の両親はギリシャのテッサロニキ出身で、わたしたちのルーツには食べ物への愛と感謝が深く流れている。父方の祖父はパティシエで、母方の祖父たちはチーズや蜂蜜を作っていた。 父はコロナ禍でレシピを教えてくれるようになった。美味しいパスティチオ(わたしはラザニアよりも美味しいと思っている)から、子どもの頃に体調が悪くなると必ず食べていたアヴゴレモノスープまで、父はその作り方をわたしに見せてくれた。 そして、父が作るギリシャ風ローストポテトは我が家の夕食の定番だった。ローストチキンには必ずといっていいほど、このローストポテトが添えられていた。 レモンのおかげでさっぱりと華やかに仕上がる一方で、ものすごくクリーミーで満足感が得られる。 父が作るギリシャ風ローストポテトの作り方と美味しく仕上げるコツを紹介しよう。
材料はシンプル
ギリシャ風ローストポテトを作るのに必要なのは: じゃがいも 3~4個(長さ15~18センチくらいの大き目のもの) レモン 1個 バター 大さじ4 ドライオレガノ 大さじ1 塩 大さじ1/2 黒胡椒 適量
下準備もシンプル
まずはじゃがいもの皮をむいて洗う。
きれいになったじゃがいもを切る
父はじゃがいもをまず縦半分にカットして、上下の丸い部分を切り落とす。縦にカットしたじゃがいもをもう一度、半分に切る。 じゃがいもを横にして、2センチくらいの大きさに切る。こうすると、素早くカットできる。
切ったじゃがいもを耐熱皿に入れる
夕食会のためにたくさん作りたい時、父は容量1リットルの耐熱皿を使っていた。7人で食べても十分な量で、余りは翌日に食べた。
じゃがいもの上に水(約1/2カップ)を注ぐ
この水はじゃがいもが耐熱容器にへばりつくのを防ぐためだ。容器の下の方に少し層ができるくらい入っていれば大丈夫だと父は話している。 風味をアップさせたい時は、水の代わりにチキンブロスを使うといいそうだ。