世界最高峰のダイヤモンドが並ぶパリ、ヴァンドーム広場のメゾンが生み出すジュエリーの美を巡る
◆Messika◆Dior
ダイヤモンド業界では名だたる人物、アンドレ・メシカの娘、ヴァレリーがプロデュース。2005年に誕生した、パリでは比較的新しいジュエラーだが、早くも2023年にヴァンドーム広場に進出している。 ダイヤモンドのクオリティはもちろん、特筆すべきは洗練されたデザイン。敷き詰められた眩いダイヤモンドのリボンがアシメトリーに重なる「ラブ ノット」もスマートな印象。2020年にはケイト・モスとコラボレーションした。 「ダイヤモンドを内側から見るように育てられた」と語るヴァレリーが、ダイヤモンドジュエリー業界に新風を巻き起こしてくれそうだ。 メシカジャパン 電話番号 03-5946-8299 クリスチャン・ディオールが遺したエスプリを再解釈し、時に大胆に、時に繊細に、常にエレガントでアーティスティックな遊び心をブレンドして。 1998年以来、ディオールのファイン ジュエリーをチャーミングなアイディアで表現するのは、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ。 ダイヤモンドのリング&ブレスレットはまるでヴァンドーム広場で風をはらむオートクチュールドレスのように、ロマンティックなレースやフリル、刺繡を思わせる端正なシェイプを描いている。 クリスチャン ディオール
◆Van Cleef & Arpels
魂や心を揺さぶるような個性を持ったダイヤモンドの圧倒的な透明感と輝き。1906年、アルフレッド・ヴァン クリーフ&エステル・アーペルという愛し合う二人が結婚し、ヴァンドーム広場22番地にブティックを開いた。 そんな“愛のメゾン”は、ダイヤモンドへの愛も深い。“アラジン”という名のユニーク ソリティアもまた、ヴァンドーム広場の石畳に似合うエキゾティックさが魅力だ。 3.1カラットの堂々とした輝きを放つセンターダイヤモンドと、サイドのアラベスク柄の細工に配されたサイドストーンが、刺激的なリズムを生み出している。 ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク
関谷麻美