東京世界陸上選考兼ねた日本選手権10000m 来春に金栗記念と併催の方向で調整「より良い条件で開催」
日本陸連は6月5日に第91回理事会を開き、来年の第109回日本選手権10000mについては第33回金栗記念(熊本・えがお健康スタジアム)と併催する方向で調整していることを諮り、承認された。 東京世界陸上の競歩代表選考方針を発表 パリ五輪の結果での即時内定は行わず 来年9月に東京で開かれる世界選手権の選考会も兼ねることとなる日本選手権10000m。21年東京五輪前、そして今年のパリ五輪選考会となった第108回大会は今年5月3日の静岡国際の後に開かれた。また、22年についても5月7日に東京・国立競技場で開催と、5月になることが多かった。 金栗記念は日本グランプリシリーズの一つで、例年4月上旬に開催(今年は4月13日)。来年の開催日については「熊本陸協と調整」としているが、4月頃になる見込み。 理事会後に取材に応じた鈴木英穂・事務局長は「参加標準記録が上がっているということもありチャレンジしないといけない。いかに良い条件で走れるかがポイントになる。強化を含めて検討し、これまで以上に良い条件で開催すべく、涼しい時期で開催したい」と話した。 東京世界選手権は2025年9月13日(土)から21日(日)まで、東京・国立競技場を舞台に行われる。
月陸編集部