沢田時(宇都宮ブリッツェン)が新城ロードレースで初優勝を飾る|Jプロツアー
沢田時のレース後のコメント
今日も常に前で展開していこうと話はしていた。結果的に勝ち逃げに3人乗れ、それは前のシマノ鈴鹿と同じ展開で、自分がスプリントだけに備えるというプランはチームで共有していた。最後、武山選手も花田選手も強くて、うまく動いてくれて、僕のスプリントを信じてくれて勝つことができた。最後は少し緊張したが形になって良かった。僕だけでは勝てなかったので、2人に感謝したい。ロードレースでの初めての優勝。ずっと目標だった。初開催のこの新城ロードレースで達成できたのは嬉しかった。表彰式を待つ間にも話していたが、コースもすごく良く、楽しいレースができた。
監督・西村大輝のレース後のコメント
チーム一丸となり、チームワークもしっかり取れており、その上で優勝という結果となり、嬉しい気持ちでいっぱいだ。あらかじめ決めておいたメンバーを前に入れようという話はしており、それがきちんと形となって勝ち取れた結果だと思う。フィニッシュの瞬間は中継映像を見ていたが、メカニックの山崎くんと「行け、行け、行け! 」と叫んだ。優勝の瞬間は二人で雄叫びを上げた。(※涙で言葉をつまらせながら)これまで「優勝」というものがなかったので、「長かったな」とか「勝てて良かったな」とか、いろんな感情が湧いてくる。今後もJBCFの大切なレース、またUCIのレースも詰まってくるので、この勢いをそのまま、シーズンの終盤戦につなげていきたい。
新城モブの開催とスポーツ体験
今回の開催地新城市ではこれまでにも様々なスポーツイベントが開催されており、それを通じて地域のモビリティ向上を目指している。今年の新城ロードレースでも、スポーツ体験会やワークショップが行われ、子どもたちも楽しめるアクティビティが用意された。特にフォレストアドベンチャー新城によるミニアスレチックやマウンテンバイク、BMXなど、多彩なアクティビティが参加者の注目を集めた。新たな挑戦を通じて、心身ともに元気を取り戻す場として、多くの人々が楽しんだ。
リザルト
1位 沢田 時(宇都宮ブリッツェン)3h53’12” 2位 孫崎 大樹(KINAN Racing Team)+0’00” 3位 阿曽 圭佑(Sparkle Oita Racing Team)+0’00” 4位 花田 聖誠(宇都宮ブリッツェン)+0’00” 5位 ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)+0’00” 6位 織田 聖(マトリックスパワータグ)+0’01”。 1回目(金星工業(株)賞):NO。43 草場 啓吾(愛三工業レーシングチーム) 2回目(モビリティ向上委員会賞):NO。44 石上 優大(愛三工業レーシングチーム)。 NO。224 中島 渉(U23大会選抜チーム)。 <プロリーダージャージ> 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)。 <ネクストリーダージャージ> 寺田吉騎(シマノレーシング)。 編集◎バイシクルクラブ編集部 文と撮影◎三井 至
Bicycle Club編集部