バルセロナがシュチェスニー獲得を正式発表!「レヴァンドフスキに誘われた。家族や友人に相談して現役復帰しないのは間違いだって…」
バルセロナは2日、元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)の獲得を発表した。 バルセロナは先日、GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが膝蓋腱の完全断裂で長期離脱を強いられた。その代役として、今夏EURO2024終了後に現役を引退した元ユヴェントスGKを1年契約で獲得している。 シュチェスニーはバルセロナの公式HPで、現役復帰の理由を説明。まず最初に、同胞のFWロベルト・レヴァンドフスキから連絡を受けたという。 「最初に電話をくれたのはレヴァンドフスキだった。彼はバルセロナ加入の可能性を探ってきた。僕はもう引退していたからね」 「最初は新しい挑戦に臨む心構えなんてなかった。だけど家族や友人たちと話をすると、このオファーに応じないのは間違いだと言われたんだ。だから、ロベルトこそが重要な役割を担ったんだよ」 「本当に誇り高い瞬間だ。誠実に言って、僕は引退後の生活を過ごしていく気でいた。だけど、この都市に2日滞在して、人々のおもてなしを受けて……重要なのはこの情熱的家族の一員になれて、自分が誇り高く感じているということだ」 「このフットボールクラブは組織として、とても大きい。だけど僕はこのクラブに家族という感覚を覚えた。自分にとって家族はとても大切なものであり、今、その概念の範囲が少し広がったんだよ」 選手活動を止めていたシュチェスニーが出場可能なコンディションになるには、あと数週間が必要とされている。またバルセロナを率いるハンジ・フリック監督は、これまでの第2GKイニャキ・ペーニャとシュチェスニーのどちらがT・シュテーゲンに代わって正GKになるかについて、「レギュラーの座は誰にも保証されていない」と語っている。