S&P500の2倍リターン!やっぱりスゴい「ChatGPTが選んだ」株式ファンド…成長したChatGPTに「来年上がる株」を聞いてみた結果
生成AIが登場して久しい。着実にわれわれの生活に定着してきているのだが、登場した当時の「驚き」みたいのはなんだか薄れてきているような気がする。当時経済誌などがこぞって生成AI特集を組んだが、最近はそういった盛り上がりもない。しかし、それでは生成AIは更なる進化を続けている。では成長した生成AIは未来の経済状況をどう見通すのか。どんな銘柄を推すのか。そんなことを直接的なプロンプトで聴くとどこか個別銘柄名を挙げるのを躊躇する生成AIだが、作家で経済誌プレジデントの元編集長・小倉健一氏が無理矢理回答させてみた。どんな銘柄をピックするのか。
S&P500を大きく上回るリターン
例えば、ChatGPTが選んだ株式で構成される「ChatGPTファンド」のパフォーマンスだ。このファンドは2023年3月6日に設立され、現在38銘柄で構成されている。設立時から2024年10月22日までの期間で、このファンドは42.49%のリターンを記録している。同じ期間におけるイギリスの人気投資信託10本の平均リターンは22.67%であり、ChatGPTファンドは約20ポイント上回っている。 さらに、同期間のS&P500指数のリターンは約20%であり、ChatGPTファンドはこれを大きく上回る成績を収めている。このファンドは、設立後の85週間、全408取引日中404日、つまり99%の期間で人気投資信託をリードしている。銘柄選定には、負債比率の低さ、持続的な成長、競合に対する優位性といった基準が使用された。選定された銘柄には、マイクロソフトやアマゾン、ジョンソン&ジョンソン、テスラなどが含まれる。これらは全て均等な比率でポートフォリオに組み込まれている。 ChatGPTファンドと比較対象となった10本のファンドは、イギリス国内で最も人気のある投資信託である。これには、FundsmithやVanguard LifeStrategyシリーズなどが含まれ、信頼性の高い基準として機能している。これにより、ChatGPTが生成したポートフォリオの性能が市場全体とどの程度一致しているか、あるいは差異があるかを明確に示すことができる。
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