【漫画】電気ナシ、男女共用、虫と匂いがつきものの<山小屋トイレ>。でもすぐに慣れるもので…設営されていること自体に「ひたすら感謝!」しかないのです
『レジャー白書2022』によれば、登山の参加人口は440万人(21年度)。一時のブームから落ち着きを見せたとは言え、今もたいへん多くの方が楽しんでいます。一方、登山を通じて遭遇した出来事や気づいたこと、”あるある”などをブログで発信し、人気を博しているのが主婦のたまごさん。今回のテーマは「山小屋トイレ」です。 【最終コマ】もしや女子力は下がってる? * * * * * * * ◆様々な種類がある<山小屋トイレ> またまたトイレのお話を。 今回は特に、山小屋に設置されているものを中心に考えてみたいと思います。 山小屋のトイレには、ぽっとん式のものやバイオトイレ、簡易水洗トイレなど、小屋によって様々な種類が存在します。
◆山小屋トイレの特徴 いずれにせよ、多くのトイレでは、使用済みの紙はトイレに流さず、備え付けのボックスに捨てる形をとっています。 そのためか、下山後に街のトイレを使う際に、 「えっと紙は…。そうそう、流していいのよね」 と、一瞬躊躇することがしばしば。 また山小屋では、匂いが強めのトイレにもしばしば出くわします。 まあそこは、こちらも慣れたもの。息を止めたままさっと済ますか、マスクやタオルで鼻と口を覆えば、問題なくやり過ごすことができます。
◆電気と虫 ちなみにテント泊の私は、山小屋の外に設置されている外トイレを利用することも多いのですが、ほとんどの場合、そこに電気は通じていません。 そのため、夜はヘッドライトを装着したうえでトイレに行くことになります。 そして外トイレには虫がかなりの割合で潜んでいます。しかも時には大型のものも… なので、自分の方に飛んで来たらどうしよう…なんて不安になりながら、虫様に見つからないようにそっと済まして出ていく、なんてこともしばしば。 このあたりの対応も慣れ!ですね。
◆トイレがあることにひたすら感謝! 男女共用のトイレも多いです。 個室から出たら、男性が男性用便器で用を足していた、なんてこともしばしば。 街中ならお互いに気まずいのかもしれませんが、山の中に長くいれば、やっぱり不思議と慣れていきます。 なので、山小屋トイレに慣れると、お花見会場や花火会場に設置される簡易トイレなんかは、余裕で使えるように。(笑) などと書いていると、山小屋トイレに対してネガティブに思われたかもしれませんが、そのようなことはまったくなく、山中にトイレがあるだけで本当にありがたい、と言うほうが正しい! 山小屋トイレの場合、処理や維持をするのが非常に大変です。なので、いつ「登山客は携帯式トイレを必ず持参」というルールが徹底されるようになったとしても、それは仕方ないと思っています。 ですので、山だろうと街だろうとそこにトイレがあったらひたすら感謝!しかないのです。
たまご
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