50代・「片づけ」で生まれた心の変化。余裕ができ、新しいことに挑戦するように
家の中が整うと、気持ちまで余裕が生まれますよね。ESSEフレンズエディターのメンバーで整理収納コンサルタントの奥田明子さんは、「片づけをとおして心にゆとりができて、40代後半から新しいことに挑戦できようになった」と言います。今回は、ものの整理をとおして感じた奥田さんのポジティブな気持ちの変化と、ゆとりが生まれたことで新たに始めたことを紹介します。
1:資格に挑戦してみた
家の中がすっきり片づいていると、気持ちまですっきりして余裕が生まれます。逆に、家が散らかっていると些細なことでイライラしてしまうことも…。昔の私もまさにこの状態でした。 わが家が片づくきっかけは、12年前に「整理収アドバイザー2級認定講座」を受けたこと。ここで学んだことを生かしながら、家の中を整えていきました。 さらに、その講座がおもしろかったので、「整理収納アドバイザー1級」にもトライ。これが資格に興味をもつきっかけになり、今に至るまでさまざまな資格に挑戦しています。 家が整い、気持ちに余裕が生まれたからこそ、1級に挑戦しようと思えたのだと感じます。 最近挑戦した資格だと、昨年、整理収納アドバイザーのなかで最難関資格といわれる「整理収納アドバイザー1級認定講師」に挑戦して合格しました。この資格を取得すると、プロの整理収納アドバイザーを目指す方に向けた講座「整理収納アドバイザー準1級認定講座」を担当することができるようになります。 さらに、この夏は「ファイリング・デザイナー2級」にも合格。文書や電子情報の管理の仕方や効率的なファイリング方法を学べる資格で、仕事にも生かせる内容のため取得しました。50歳にもなるとなかなか新しいことを覚えるのは大変ですが、「自分の枠を決めない」と、これからも挑戦し続けるつもりです。
2:経験がないことにも挑戦できるようになった
整理収納コンサルタントの仕事をしていると、今までやったことがないことにぶつかるときが多々あります。たとえば、文章を書く、自分で講座の資料をつくる、SNS用に動画を撮るなど…。心に余裕があると、こういったことに挑戦するハードルが下がるように感じます。 実際にやってみると、意外とできること、逆に力不足に感じることがたくさん。ですが、やらない自分よりはできなくてもやってみる自分でありたいと思い、日々挑戦しています。 ちなみに、新しいことに挑戦するとき、自分の考えを整理するために手帳やノートを使っています。書くことで頭のなかが整理されると実感できるからです。また、新しくやってみたいことの計画もノートに書くようにしています。